第二次大戦時の人々の営みの描写が、当時を知らないのにリアルに感じられます。
これは片渕須直監督による徹底した時代考証と綿密な現地取材によって表現されているとのこと。
主人公すずの声優に能年玲奈こと「…
2016年公開の「この世界の片隅に」の長尺版。
新規場面が追加されたことによって、登場人物の人物像がより鮮明になった。戦争の悲惨さを訴えるのではなく、その時代を乗り越えようと、自分を周りと調和させ…
見るのにパワーがいると思い、敬遠してました。
お盆休みだしね…
で、めちゃくちゃ泣いた…
穏やかな声、優しい絵柄、明るい世界観なのに、
最後の一人まで戦うつもりやなかったのか!
ここにまだ5人…
自分のことを "笑顔の入れ物" と形容したシーンで「悲しくてやりきれない」が脳内再生された。なんて強くて切ないんだ、と締め付けられた。追加されたりんちゃんとのサブエピソードが、すずを取り巻く物語の奥…
>>続きを読む明日で終戦から80年ということで鑑賞しました。
戦時中の日常を描いた本作。その日常が理不尽に奪われていく描写は本当に胸が締め付けられるような気持ちになりました。
柔らかなタッチで描かれたアニメーショ…
懸命で、穏やかで、逞しくて、愛おしい日々。
恐ろしい日々の中と葛藤の中で順応しようとしていく姿。
スズの人柄と手が本当に好き。
失った右手も残った左手も、本当に素敵。
残酷な現実でも、絵の中ではすべ…
80年前の日本。空襲・飢え・病・混乱の真っ只中。
毎日が生死の境目のような極限の生活の中、それでも逞しく耐え抜き、家族や仲間を守り、未来へ命をつないできた方々がいる。
「名もなき誰か」として日々を…
(C)2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会