完全版にあたる作品のようで長く感じた。
単に戦争映画を観たかっただけで男女の機微に興味はなく、遊女や幼なじみのくだりは不要に感じた。
だから『この世界の片隅に』を観た方がよかったのかもしれない。
さ…
このレビューはネタバレを含みます
第二次世界大戦中の呉市が舞台となり、ほとんど知らない人だった周作と結婚したすずの、日常を描いた話。おっちょこちょいでのんびり屋なすずだが、嫁入りして割とすぐに新しい家族に受け入れられる憎めない性格を…
>>続きを読む火垂るの墓の次にこの作品を見たけれど、こっちの方が感情が揺さぶられた。
戦争による悩みだけでなく、恋愛模様の悩みも描かれていて、とても身近に感じた分、感情移入
見進めると心にぽっかり穴が開くようなシ…
淡々と描かれているからこそ、身近に感じる。
辛い中でも日常のシーンが多く、どんな災難が起きてもめげずに立ち直っていく当時の人の強さを表している。
戦争系の映画は、見てる人の感情を揺さぶろうとして…
このレビューはネタバレを含みます
良い映画だったけど、主人公がう~んってところもあったかな……。目の前と自分のことしか考えられないところとか、女の子を死なせたあとも当事者意識が薄かったところが。
でもこの主人公の軽さじゃなかったら…
長尺版ははじめてみたが通常版も劇場公開時にみたきりでうろ覚えなので明確に違いが分からなかったが、通常版のほうがもっと見る側に委ねられていた印象で、こちらのほうが分かりやすくて恋愛色が強くなっている気…
>>続きを読む当たり前で、普通の、日常。
そこに戦争というものがじわじわと入り込んできて、大切なものをたくさん奪われて。
それでも続いていく日常を、なんとかして生きていかないといけない。
そうやって世界の片…
元々のやつに色々シーンを加えながらっていうコンセプトで、僕は元のやつのテンポ間の方が好きかなって思った。泣く泣くカットすることで生まれる作品のシャープさみたい感じかね。でもこんなシーンあったんだ的な…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
No.4678
初めはすずにきつく当たって、性格も悪く、嫌な感じの義姉・径子。
晴美を亡くしたときに、すずに「人殺し」とまで言い放っていた彼女が、
最後はすずに寄り添うまでの、精神の彷徨記とし…
このレビューはネタバレを含みます
戦時でも変わらぬ人々の生活があったんだなぁ、とても生活が丁寧に描かれている。
のんの声が、すずのぽやぽやしてる強いような弱いようなそんな性格にぴったりだった。すずが首を傾げて> <っていう目になる…
(C)2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会