10歳のとき父が連れてきた、四川出身の新しい母。
作ってくれた地獄の池のように赤い鍋。彼女がスプラッター映画をTVでみながらついばむナツメ。片言大阪弁の人生訓。カラオケで歌う“甜蜜蜜”。
実体験…
池添俊監督の実体験をもとにしたという約8分間の短編。
青年は駅のホームでタバコを吸おうとした時、ポケットにあったナツメの実を見て、過去の記憶が蘇る。
英題『Jujuba』=ナツメ。
10才の頃、…
シネマテーク・フランセーズの配信プラットフォーム「HENRI」にて鑑賞。来年2/1までの限定配信。
『Jujuba』
https://www.cinematheque.fr/henri/film…
たった8分のショートフィルムだがなかなか濃い世界観を見せつけられる。8mmフィルムに焼き付く朧げで儚げな映像が不安定に揺れる。この詩的なイメージの数々はなんだかデレクジャーマンのエンジェリックカンヴ…
>>続きを読む語られているのは、物語なのか、詩なのか。
映像は、物語を見せているのか、イメージなのか。
「見たまま、聞いたまま」ではない、何かを感じた。
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8ミリフィルムの映像が、その映像の示す情報を超えて、言…
このレビューはネタバレを含みます
短くて情報量は少ないのに伝わってくる感情の強さが凄い
記憶の中をのぞいているよう
人間の世界はジプシー
女性の中にも男性の魂がある
その片割れを見つけることでお互い魂が完全になれる
人生は彷徨える旅…