若い人が撮ったんだなというのが、なんか分かる...。色んなおしゃれ映画を参考にし、こういうの撮りたいーっ!カセットとかタバコ良いよねみたいなのを感じる。
公衆電話女は留学生なのかと思いきやロケ地は…
初めて観る感覚の映画だった。言葉なく感じたままのストーリー。時間と共に消えていくエマの記憶。唯一、エマの中でヤンという存在が消えていないのが青春に色をつけている感じで、泣けた。観る人によって感じ方が…
>>続きを読む記憶が欠落する病を抱えるエマが、行方不明の幼馴染ヤンを探すという粗筋。
近づこうとするほどに記憶が欠落していくもどかしさが、高温多湿の夏の日差しのもとで繰り返される。
たぶん、監督(脚本)の心を象る…
<メモ>
姿を消したヤン
エマとバンはそれでずっと痛んでいる
映画では具体的にどういうことなのかはわからない
心の奥底の苦しみは誰もが持っている
でも奥底だから誰とも分かち合えない
それをずっと抱…
説明が全くない構成に、不安を煽るように断片だけで紡がれたような映像、真夏のロードムービーの爽快さと何かずっと不協和音が流れるような映画、とても好き
エマは記憶が溢れていってしまうのに、過去を追い求…
熱帯夜に見る夢のような、不思議な感覚の作品。記憶が長続きしない女性と、その周りに起こる絶妙な変化を、遠からず近からず、ありのままの現象としてカメラが捉えていて、青春映画的でありながら、ホラーのような…
>>続きを読む「エマ!行くよ」
「ねぇどこ行ってたの?待ってたのにさ」
「ごめん。待ったよね」
「ふふ。髪伸ばしたら?」
「うねっちゃうからなぁ」
青春の刹那。不思議な感覚だった。記憶をなくしていく少女のガール…