東京喰種 トーキョーグール【S】の作品情報・感想・評価

「東京喰種 トーキョーグール【S】」に投稿された感想・評価

前作を見てないからなのか、徹夜明けで少しうとうとしてしまったからなのか、ちょっとよくわからないまま終わってしまった…。
R指定なので流石にグロいけど、綺麗なグロさ。松田さん演じる月山のじわじわ来る変態感は恐怖すら覚える。
舞台挨拶時の松田翔太「本作は純粋な恋愛映画です」

友愛・純愛・自己犠牲愛、色んな愛があった。でもそれら全ては月山さんの変態愛が塗り潰しちゃっててそれしか残らないんだよなあ!!そんな純粋な恋愛映画にして完璧な月山習映画。タイトルの【S】はおそらく『【S】adistなTsukiyama 【S】hu』の意味。

完璧な再現が魅力で実写化の優等生とでも呼ぶべき前作に引き続いての本作は、「月山習」を実写で完全再現する試みを行っており、結論から言うと見事にその試みは成功したといっていいだろう。
アニメ版の宮野真守は、月山というそのあまりに濃すぎるキャラクターに対して濃度そのままに演技をハジけさせるというアプローチをしていたが、実写版の松田翔太は逆に濃度を意図的に抑えようと演技をセーブさせた結果、抑えきれなかったハジけっぷりがブレスになって滲み出てくるという回答を引き出した。

アニメ版「スーハー…やぅあらかな甘味と芳醇なハァーモニー!!アッ↑アッ↑↑↑アァァァァァーーーーッ↑↑↑↑アタラシイゴチソウノハッケンハッ!スーハー…ヒトノコウフクニトッテ!スーハー…ホシノッハッケンッイジョウッノッモノダッッッッ!!!!」

実写版「スーハー…柔らかなスーハー…甘味とスーハー…芳醇なスーハー…ハーモニー…!スーハースーハー新しいスーハースーハーご馳走のスーハースーハー発見はスーハースーハー人の幸福にとってスーハースーハー星のスーハースーハー発見以上のものだ……!!スーハースーハースーハースーハー…」

この抑えてなお滲み出る変態性は、実写版においてベストと断言できる月山習となっており、アニメとは違ったアプローチでありながら完璧な月山習を再現させた松田翔太は流石の力量である。
マスクが原作の三日月型ではなく、実写オリジナルのフルフェイスでやたら肉肉しい不気味なものになっていたが、本作のヴィランにしてスラッシャーである彼との相性は思いのほか良く、個人的にはお気に入りの造形である。アップで見ると宝石が散りばめられてて、レザーフェイスじみた不気味さの中に月山さんらしいゴージャスさがあって良いんだよね。あと、実写の月山さんのファッションセンスは変に奇抜でなくまともにオシャレな感じだったので、あの…その…なんというか…三日月型は結構ダサ………

 ストーリーに関してはやっぱり優等生といったところで、月山篇を実写尺に物語もアクションも程よい塩梅で上手くまとめている印象。ただ、本当に月山篇だけをそのままお出しされているため映画としてはちょっと物足りなくもある。時間も1時間40分と短めだしね。
またリーフレットでは「ピエロ」も絡んでくるとあったが、実際には宗太を早めに重要人物として開示しただけなので本筋は全く変わらない。むしろ宗太をこの段階で出すとなると、次回作は「アオギリ篇」スッ飛ばして「Re」に移るんだろうか。ちなみに宗太のキャストは戒厳令敷かれているので映画を観るまでのお楽しみだ。

あっ、ただちょっと納得いかない改変部分もあって、トーカちゃんと依子のユウジョウ描写に関しては原作のままの方が良かったんじゃないかなァ。トーカちゃん不調の原因とか、喰種と人間の絶対に超えられない壁を表わす意味でも重要だと思うんだけど。

もう一つは、これは予算の都合もあるんだろうけど喰種レストランの規模も催しもショボくなってしまったこと。原作で「注文の多い料理店」と評されたあの豪華絢爛で悪趣味なレストランの仕掛けは面白い上にスリリングで楽しかったんだけど、こっちは明らかに貸しスタジオで撮影した感じだし、単純な解体ショーになってたのは結構残念かなァ。どうせ宗太にフォーカス当てるなら、奴がアミちゃんをレストランに捧げる件もやってほしかった。あとギャラリーが揃いも揃ってドンキで買ってきたようなマスク姿だからAV撮影っぽさも否めないという。
ただまあ、そういう細かい部分で削減した予算を前作に引き続き赫子の質感とかのCGに注ぎ込んで高クオリティ維持してくれてるから、そういうこだわりはやっぱり嬉しい。今回なんて特に赫子の美しさ重視する必要がある展開だしね。

あと予算関係でいくと、今回原作では微塵も出番のないCCGに予算回せないのはしゃーねーんだけど、捜査官達が喰種を機関銃で一掃してたのは思わず笑っちゃった。機関銃掃射されてる中でアホみたいにクラ振り回してる亜門さんの絵面も余計に笑いを誘う。お前も銃使え。
多分あの機関銃、原理としては丸手さんが使ってた狙撃銃とかと同じなんだろうけど、それにしたって威力が無体すぎて笑えるんだよな。俺は『デスノLNW』みたいに、圧倒的殺傷力の異能を持つ相手を、純粋な殺傷力の塊である機関銃でハチの巣にしてやる光景がパワーあって大好きなんだ。もう面白いから実写のメインウエポン、機関銃でいいよ。
TBear

TBearの感想・評価

3.8
2019年13本目。トーキョープレミアにて。

笛口親子のエピソードを描いた1作目を経て、今回全編を通して描かれるのは”美食家(グルメ)”と呼ばれる喰種月山習。

松田翔太さんが見事に変態月山を演じ切っています笑 試写会での上映中は、客席の色んなところから笑い声が聞こえて来ました。

1作目で真戸を演じた大泉洋さんと言い、今回月山を演じた松田翔太さんと言い、とてもハマり役だと思います。今作の松田翔太さんは最初から最後まで、月山の変態っぷりが溢れ出ています。全力で月山を演じています笑

トーカ役の女優さんが1作目から変わっていますが、違和感はありません。

R15指定されている事もあり、グロテスクな表現も増えています。

エンドロールの後にも映像があり、続編にも期待出来そうです。
松田翔太=月山!(((o(*゚▽゚*)o)))
テンション上がった!
あのグールレストランをどう描くかが鍵!