夜の来訪者の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『夜の来訪者』に投稿された感想・評価

佑一
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重厚なテーマとサスペンスの形式とのバランスが上品に保たれており、文句のつけどころを探すのが難しい、さすがBBCという出来栄えでした。

プリーストリーの有名な芝居が原作のTV映画。

良い小説だからといって良い映画にならないように、良い戯曲も必ずしも良い映画になるとは限らない。室内劇なら尚更そうではないか。

セリフが芝居的すぎて、…

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面白かった!
屋敷でのワンシチュエーション、会話劇。

色んなストーリーが繋がって明らかになっていくのが、すごく良くできてた。

知名度は高くないけど、
誰にでもオススメできる作品。
ぴん
3.4
【パートナーと鑑賞】:〇
【ベッドシーン】:体を触るシーンや、行為の前後がわかる表現ある
【暴力・恐怖・グロ表現】:なし

神は神でも‥‥

舞台は1912年のイギリス。劇中に「死因審問」という言葉(セリフ)がありました。
不審死ではなくても関係者は証人として事情聴取される決まりがあったようです。
自死した彼女は克明に日…

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妖
3.5
法で裁けないから罪じゃないという訳じゃないよな〜と深く考えさせられた
他人の人生に責任が持てないなら一瞬でも生半可な気持ちで関わってはいけないことも。
戒めにもなったし古傷を抉られた気持ちにもなった
道徳みたいな話。なるほどBBC国営放送ならではの、真面目な作りでした。この映画は戯曲が原作らしく、その作者は、問題は「警部が誰か」ではなく、「我々は他人の人生に責任を持つのか」と。
罪とは、を問うような静かに出来事が流れ、ラストは素晴らしい幕引きでした。

素晴らしい。序盤から最後まで目が離せず、気が抜けないピリピリと張り詰めた緊張感のある作品だ。来訪者のグールという警部に問い詰められるバーリング一家と婚約者のジェラルドの行なった行動は、誰もが普通にや…

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次から次へと明らかになっていく真実。

しかしあまりにも悲しすぎます。

彼女の悲痛な叫びをグール警部が代弁しているかのようでした。

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