ラスト一時間だけ急に面白いけどいきなり割と知ってる感じの味になっちゃったのはちょっと寂しくもあった。これが好きな人はぜひ窪 美澄の『晴天の迷いクジラ』を読みましょう。もっと食べやすい味が楽しめるので…
>>続きを読む『象は静かに座っている』
このタイトルから、動物園の象がすべてを諦めながらもじっと座り続けたまま、生きることを耐えている…という姿を想像しました。
登場人物たちは、それぞれに暗く重い荷物を背負い、…
若者と老人ならではの衝動のようなものが感じ取れて物語も普通に面白かった。
階段や廊下を歩くシーンが多く、閉塞感があって映画の話の内容の雰囲気ともあっていた
ただ暴力要素がそこまでいるのかなと思っ…
この映画の監督は29歳で亡くなってしまった
映画を観る前は「29歳で亡くなるなんて」
って残念だったけど、観た後は「29年も生きてしまった」と思ったのかも、というくらい、心の渇きが感じられるつらい作…
炭鉱業で栄えた田舎町は今では廃れてしまった。ある日、少年のブーは、友達をかばい、町で幅を利かせているチェンの弟で不良の同級生のシュアイをあやまって階段から突き落としてしまう。ブーは逃げるかのように町…
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長い。
厭世の極み。
気まずくて生き辛くて、
希望もへったくれもないアンダークラスの生への一縷の希望、満州里の象。
そこに終息していく反吐のような胸糞ドラマ。
本来ならばっさりカットしていく…
物語は、中国北部の炭鉱業が廃れた田舎町を舞台に、異なる境遇にいる4人の男女が、2300㎞離れた動物園にいる、一日中座り続けている象を見に行く旅を描いている。登場人物たちは、それぞれの問題や悩みを抱え…
>>続きを読む切り取られた一節ではなくそこに自分も居てその時間を経験しているかのようでした。
時間が交錯しているのかと思ってしまって注意深く理解しようと変な気を回しながら観てしまい、観るにおいてはそれが無かったら…
© Ms. CHU Yanhua and Mr. HU Yongzhen