篠田正浩『美しさと哀しみと』に続いて、『乾いた花』(1964年)観た。フィルムノワールはやはり一人称の語りから始まる。わかりやすさとスタイリッシュさ、日本らしさと異国っぽさが絶妙。横浜ロケと賭場の撮…
>>続きを読む11/17 俺らが中学生の頃、池辺良はスケベ良と呼ばれて親しまれていたが、この映画はそのスケベ良の時代に撮られたんだな。そして、これ知らなんだが、けっこう大変な映画らしいのを見てしまったのか。どうり…
>>続きを読むやっぱり男のロマンはわからん
画がかっこいいとはいえ飽きた、加賀まりこがいたから見れたって感じ
「加賀まりこの唇ってどうなってるんだろう」「骨の形気になる」などと別のことを考えてしまった
「お前胃…
【石原慎太郎×篠田正浩×池部良】
オープニングの上野駅から先はほぼ反社会の世界しか映さない、男と女の物語をモノクロで披露する。
全編を通してとにかく演出が見事で、クライマックスシーンの刃傷×オペ…
石原慎太郎原作は2作目。前に見た「狂った果実」は戦後「アメリカ的なもの」への憧憬から享楽的な生活に耽る若者を描いたのに対し、本作はそれからやや進んで高度経済成長の陰で取り残され虚無感に苛まれる男を描…
>>続きを読む原作は石原慎太郎。
配給会社から“難解”という理由で、8か月公開を見送られ、“反社会的”という理由で成人映画指定された問題作。
でも、まったく難解ではありません。
一種のアウトローものです。
人…
潤うことを拒みながらも、なお強烈に咲き誇る名もなき白い花。その乾いた痕跡は、忘れがたい痛みを刻む。闇に沈む賭場のざわめきの中で、白く浮かび上がる冴子の顔は静かな緊張を孕む。篠田のカメラは、欲望と退屈…
>>続きを読むめっちゃ好きだった!!!!
加賀まりこも池部良も本当にハマっている
フランス映画っぽいが、本当にあたらしい感じがして古臭さがない 全部おとぎ話の中みたいな不思議な雰囲気があって、特に賭場の緊張感は凄…
1964年 ”乾いた花”
石原慎太郎原作、篠田正浩脚本監督。
松竹時代の篠田監督、松竹ヌーベルヴァークとして大島渚とともに活躍された。
見慣れている東映の任侠モノとか実録モノとは違った
スタイリッ…
松竹株式会社