新作がベルリン映画祭エンカウンター部門に出品されたアルゼンチンの俊英マティアス・ピニェイロ監督作品。濱口竜介がカイエ・デュ・シネマ誌にて2010年代ベストテンに選出したことでも話題になった。
すご…
編集によって、カットが変わると違う層へ移行していくような面白さはある。あるけど、見終わったあと、特に感想がない。
これだけ顔のアップや情報の省略を使えば、驚かせることはできるけど、作為的すぎる気もす…
ある日のブエノスアイレス⋯
「明日荷物取りに行くから!」電話で恋人に別れを告げたサブリナは女だけの劇団に所属する女優。
上演中の舞台はシェイクスピアの7作をミックスした作品→主演を務めるサブリナ→小…
アルゼンチンのマティアス・ピニェイロ監督作。
シェイクスピアの7作品を組み合わせたという作品を演じる女性劇団の俳優たちのクローズアップとセリフの応酬。
彼女たちの楽屋での恋愛観や男性関係に関する談…
久しぶりのピニェイロ、たしかにシネフィル的、
代替可能な芝居、
とはいえ代替不可能な顔を取り続けているしそんな芝居をしている謎々。
導入の芝居シーンは意図かどうか分からないがカット割が見事。原則…
《マティアス・ピニェイロ特集》監督長編第四作。戯曲のような対話が読み合わせの外側にまで続いていく。前作以上に演劇の世界と現実の物語の間の境界線が曖昧に構築されている。故意に物語の周辺部を強調する独特…
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