ヘッド・フル・オブ・ハニーの作品情報・感想・評価・動画配信

「ヘッド・フル・オブ・ハニー」に投稿された感想・評価

りーん

りーんの感想・評価

3.6
アルツハイマーのおじいちゃんと孫娘。
ほわっと優しい雰囲気と明るい音楽。
ちょっと思い切ったような演出も面白く感じられた。
おじいちゃんものに弱いからじんとした。
前半は家族のゴタゴタが見えて、後半は旅に出たことで変化が表れる。
地元の警察は塩対応だったけど、旅先で出会う人がみんないい人すぎ。
景色もすごく綺麗だった。
「ユーモアと分別」って大事だなと思った。

ティルさんが監督した映画初めて観たけれど、人の表情をパッパと細かく映すなあと思った。
ちゃっかりカッコイイかんじの給仕として出演してるのズルい…
ぽち

ぽちの感想・評価

3.1
素直な心でサラッと観れば感動できるのだろうが、本当の痴呆症を知っている人はこの奇麗事には拒否反応を示すのではないだろうか。

10歳の子供がボケ老人と旅など完全なファンタジー。多分1時間と持たないだろう。ファンタジーと割り切れば、ニックの演技も良いし子役のソフィアも可愛く、軽くコメディータッチで纏めてあるので楽しめる。

ただアメリカでの評価は散々で、特に10歳の子供が単独行動していても誰も心配しないところが癇に障っているらしい。
これは多分脚本も手がけているのティル監督の倫理観と、今のアメリカの過剰と思えるぐらいの子供の防犯意識のズレからだろう。

日本人はアメリカほど神経質ではないので、今作に違和感を覚える人は少ないのだろうが、犯罪多発都市で生きているとこの子供放置がとんでもないことで、両親が罪に問われる案件らしい。

今作は元は2014年にティル監督がドイツで撮った映画のセルフ・ハリウッド・リメイク。
ドイツでは好評を得たが、まったくそのままの内容で役者と場所だけ変えたのが敗因だ。お国柄に合わせて子供の描写などは変えないと、下手すると野蛮人といわれてしまう。

個人的にはそんな神経質ではないのでそれなりに楽しめたし、現実の痴呆の凄さも知っているので、あくまでファンタジー・コメディとして御伽噺として観させてもらった。

一瞬の出演だったが、学校の先生役のクレア・フォーラニが久しぶりに映画出演していて嬉しかった。いつでも笑っているような瞳は相変らず魅力的だ。

さて、今作一番の驚きは子役のソフィアがニックの実の「娘」ってことだろう。孫ではなく娘だそうだ。
ソフィアの年齢を調べたが分からなかったのだが、作中どおり10才前後だろう。ってことはニックが70才前後の子供ってことになる。

おいおい、アルツハイマーどころか元気すぎるだろ!!!
みんと

みんとの感想・評価

4.0
誰しも避けて通れない“老い”の事。
そして予測出来ない“アルツハイマー”の事。
ほっこり優しい気持ちになれる良作だった。

妻に先立たれた事をきっかけにアルツハイマーとなった主人公アマデウス。
症状の進行により施設に入る事になった祖父の願いを知った孫娘マチルダは、それを叶えるべく思い出の地ベネチアを目指す、祖父と孫のちょっとへんてこな凸凹ロードムービーが何ともあったかい。

現実的には有り得ないツッコミシーンも多々あれどベースを流れる“幼い愛”が微笑ましいし、何より優しさで溢れてる。

ともあれアルツハイマーのおじいちゃんアマデウスを演じたニック・ノルティが素晴らしかった。そして聡明で優しい孫マチルダが可愛らしかった。実際の親子共演ならではの醸し出す自然な空気感はプライベートでの親子関係をも想像させて口角が上がる。

勿論綺麗事で済まされない厳しい現実があるだろう。けれど今作で登場する人に悪い人は一人もいない。天然キャラ揃いで関わる全ての人達に愛がある。

タイトルは『Head full of honey』。
この感覚は当事者にしか知りえないもので、誰もがもしかしたら体験するかもしれない可能性を秘めたものでもある。

日々失われてゆく記憶の中でも感じ取るものはきっとある筈。自分自身がそうなった時、関わる立場になった時、僅かながらの覚悟と“その時”を考える機会を与えられた作品だった。
ひるね

ひるねの感想・評価

3.8
個人的に好きな作品。
おじいちゃんとお孫さんのやりとりに可愛くてほっこりしたり、切なくて涙が出たり…。
所々『いやいや、おいおい』となるシーンもありますが色々突っ込んだりせず、観て欲しいな。
teketeke

teketekeの感想・評価

4.0
キャスティングが素晴らしい!
子役の演技力が凄い。

映像も綺麗でちょいちょい超良い人が出てくる。

マット・ディロンは渋くなったなぁ。

親の介護が辛くなったらまた観よう。
犬

犬の感想・評価

3.0
プリンセス

最愛の妻に先立たれたアマデウスは、アルツハイマーを患い愛する者たちの記憶が徐々に失われていくことに苛立ちを募らせていた
そんなある日、アマデウスは孫娘マチルダに誘われ、かつて妻と出会った街ベネチアを目指して旅立つ……

俳優ティル・シュヴァイガーが監督・脚本を手がけたドイツ映画を、自らのメガホンによりリメイクしたヒューマンドラマ

親子共演

ドタバタ
暴れまわります

ロードムービー
人間模様にホッコリします
あの、48時間の、ニックノルティがボケ老人を演じる。
マイプリンセスがとてもカワイイ!
なんとこのマチルダ、ニックノルティの実の娘!
泣けないわけがない!
人生とは何か、守るべきものは何か、愛とは…傑作です。

タオルが必要です。
Bom

Bomの感想・評価

3.1
こんなに理解力のある孫いたら幸せだ。両親もちゃんと説明してるし。子供だからわからないとかそういうんじゃなくて。こういうの大事だよね。エミリーモーティマーのイライラ演技。

2020年初観作品403本目
mmichi

mmichiの感想・評価

3.0
「頭の中がはちみつでいっぱいだからだ」


とんでもなく有能な少女が、大好きなおじいちゃんのためにめちゃ頑張る話であり、
仲の冷え切った少女の両親が、振り回されながら夫婦、家族の絆を取り戻す話


感想
周りの人達がいい人すぎる

Q.無免許&逆走する老人ドライバーを発見。どうする?
A.特に問題になりませんでした

Q.ボケかけの老人と11歳の少女が2人で旅行をしようとしている。どうする?
A.(少女の想いを汲み取った警察)保護者同伴ならヨシ!

Q.(電車内にて)少女が目を離した隙に、他の乗客の部屋で女性を若い頃の妻と間違え夜這いしかけた。どうする?
A.認知症ならしゃあなしやな

と、上の例のように少女の行いに寛容な人ばかりなのだ。
とても優しい話だ、だが、現実感が無いように思えてならない。
あといくらボケてるとは言え、おじいちゃんのやらかしリストを出すととても許せる気持ちじゃなくなってくる
コメディのつもりなのか。見ていて不快になるような描写も多い。

とはいえ、彼らに感情移入してしまうのも事実だ。

物語の最後はとても暖かな気持ちで終えることができたが、途中途中の話がきつい。
おすすめ、とまではいかない映画と言えるだろう。
いいビンタだ!!!!!
Rotten tomatoesではボロクソ評価だったこの映画、私はまあまあ好きです
肝心の旅行シーンまでは冗長なるに飽きはてますが、その分丁寧に人物たちの混乱や葛藤や愛情を描いていたと思います
やさしくてあたたかい映画です🍯🥛
カリカリしないでフィクションとして楽しみましょう
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