カルト宗教で育ったマリア(出た!聖母の同じ名前)がそこを飛び出して、二匹のこぶたと暮らす話。
単純明快な童話に落とし込まれているからこそ、結構長く記憶に染みつきそう。童話って狂気的な部分を孕んでる…
まずは映像、何より映像。
予告編で期待させてきた通りの、圧倒的作り込みから来る狂気の映像体験はそれだけで一見の価値あり。
しかし個人的に最も評価できると感じたのは、ここまで電波な雰囲気を出してい…
チリ南部のドイツ人集落から逃げ出した娘マリア。彼女は逃げた先で子ブタに「ペドロ」と「アナ」という名前をつけて育てる。そのうち子ブタたちは人のような手足が生え、人のように変化していく。そんな日々でマリ…
>>続きを読むこれぞ芸術。
わかんないけどおもろい。レオン&コシーニャの世界観にどっぷりはまれた。
俺のチープな語彙で言語化したくないくらい繊細な作品だった。
まずすごいのはコマどりの実写アニメーション(ひつ…
「ふーっと息を吹きかけて おまえを笑顔にしてやろう」
最悪で最悪で最高だった、子どもが犠牲になるストーリーにはもうノれない! とおもいつつ、それでもこういうのに大喜びしてしまうんだよなあ、己の不完…
2025年97本目。
ベースとなった教団や事件を知らない状態で見たのでストーリー的にはピンと来ない部分もあったけど、とかくストップモーションが生み出す視覚効果が圧倒的!「なんだこれ!?」から始まって…
前提知識なしだと退屈すぎる、いつ終わるんだろ~と思いながら観てしまった
ナチズムのカルト集団コロニアディグダのメタファーで、要は幼少期に受けた思想は支配の影響からは逃げられない話。解説まで観てやっと…
チリに実在したカルト集団「コロニア・ディグニダ」が制作した布教映像という体のフェイクドキュメンタリー/アニメ作品。
アニメの描き方はヤン・シュヴァンクマイエルのような不気味さ。創造性と場転のセンス…
前衛的かつ悪夢的な手法で撮られたストップモーション・アニメ。
一般的にストップモーションで用いられるアーマチュア(金属製骨格の上にゴムを被せた可動式人形)ではなく、紙製の張り子に絵の具で色を塗った手…
© Diluvio & Globo Rojo Films, 2018