寺山修司の超現実的世界観に悍ましさを過度に加えたような短編映画。
ベッドから生える大樹のような、後のリンチの長編作以上に強烈な提示物が多く、初長編のイレイザーヘッドがあんな狂気的になるのも納得とい…
今までわたしが見てきた数少ないリンチ作品へと通ずるようなものは確かに存在していて、彼がやろうとしていることの一貫性は感じとれたと思うがその一方で、映像自体や作中に風刺されているものを十分に理解できた…
>>続きを読む両親から虐待を受けるおねしょ少年が、ある種をベッドに植えて水を与えると、なんと老婆が誕生…?少年はペットのように老婆を“飼い”始める。これまでの短編よりは長い30分強の短編(中編)。
老婆は花や虫…
追悼、デヴィッド・リンチ監督。
リンチ監督(当時25歳)の初劇映画。実写にアニメが挿入される。
少年にとって叱ってばかりの父と母は吠える犬のように見えた。彼は屋根裏で大きな種を見つけ、おねしょし…
『Six Men Getting Sick』→『The Alphabet』→これ→『Eraserhead』という流れはマジで宿命的で、リンチは一貫している。(頭の中、あるいは自然、あるいは街、あるい…
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