壁に絵の具で描いたような絵と立体的な人形を使ったストップモーションアニメ。意味はわからないけど、とにかくすごい映像。『ジャンクヘッド』や『マッドゴッド』のように、作り手の執念と狂気を感じますがそれら…
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画面の情報量の洪水具合が凄まじい。
絵から紙人形のような実態へ、また絵への次元をスムースに超越し、かつカオス具合がやばい。
Netflixでコロニア・ディグニダの概要を軽く勉強してから臨んだけど…
コロニア・ディグニダを調べていて関連映画の上映を見つけて鑑賞。
未だにチリ、ドイツ両政府から被害者への賠償が行われている中、アイロニーを孕んだ抽象的なストーリー・映像表現で驚いた。
子豚が人間に…
グルーミングやナチズムやカルトのコロニーについては知識のないままに視聴。
映像表現が面白かった。
2次元と3次元が干渉する画面はストップモーションが最適と思えた。
同じキャラクターの素材が粘土に絵…
面白かったけど抽象的すぎて設定の前準備はしていたとはいえこれはどういうことだ!?が多かった。
マリアは妊娠したから逃げたのか、それともたまたま入り込んだ家に子供が2人いたのかによって解釈変わるよな…
終始ずっと不気味で最高だった!!!黒くて醜い子供は愛されず、金髪のウェーブがかった子供が愛されるのもコロニア・ディグニダの「スプリンター」達を彷彿とさせる。
音も映像も全てが不穏すぎる、最高だった!…
© Diluvio & Globo Rojo Films, 2018