【悪くはないが】
(以下は1999年にロードショウを観賞した直後のレビューです。)
久しぶりのドイツ映画。去年ヒットした「スライディング・ドア」の焼き直しのような気もするけど、まあ悪くはない。
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疾走感と優れたテンポ感の映像表現が魅力。
何度も出てくる「走るシーン」が色んなバリエーションがあって見ていて楽しい。
動きの多いカメラワークも作風にぴったりでよい。
音楽もかっこいい。
ただスト…
トム・ティクヴァ監督才気爆発の作品。
単純な物語でも、こんな見せ方があるのかと感心させられる作品になっています。
裏稼業の男のミスにより、
20分で10万マルクを用立てなくてはならなくなったローラ…
恋人を助けるためにひたすらローラが街を駆ける。ローラがあーー!!と叫ぶとガラスが割れたりするのはつまりは超能力者ってことなのかな。タイムループするたびにちょっとずつ前回よりも状況が良くなってるとこが…
>>続きを読むストーリーは至ってシンプル。タイトル通りフランカ・ポテンテ演じる真っ赤な髪色のローラがベルリンの街をひたすら走リ回る。
斬新なカメラワークや演出。何気ない音から始まる疾走感あふれたジャーマンテクノ…