紙を捲る音にニヤついてる自分の顔が暗転に映る。わたしは本という物がすごく好きなのだけれど、電子書籍よりも紙の本は、もっと好き。
本屋さんへ図書館へ行って、目当ての本以外に新しい本に出会うきっかけはや…
装丁家、菊池信義さんのドキュメンタリー。ええまって未だに手で切ってピンセットで配置して、、コピーしたり色指定したりしてるの、、という衝撃と拡大トレースできる謎の機械。。。。は置いておいて、(でも昔は…
>>続きを読む本の装幀者、菊池信義さんの密着ドキュメンタリー。
‘本を愛するすべての人へ’というメッセージの通り、見ている途中で本の内容には関係なく、本自体の存在が愛おしくてたまらなくなる。
自分は本好きと名乗る…
神は細部に宿る、という言葉がずっと浮かんでた。ただただ、あのこだわりと情熱に圧倒された。
今の時代では、これを真似ようとしても難しい。丁寧に丹精込めて拵えたものより、華やかで物珍しいものが求められて…
出てくる人たちは装幀家作家編集者みな魅力的だった。映画としては微妙。あれだけ菊池本人が入れ込んでたのだからブランショの仕事をひたすら追うのでもよかったのでは?物語を零度にしようとしたブランショと、ブ…
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装幀家の菊地信義さんを中心としたドキュメンタリー。
私自身、装幀で本を買う事があるので、1冊の本が出来上がる瞬間を見る事が出来て大変ワクワクしました。
専門用語や本の部位が字幕や図で記されてい…
装丁についてのドキュメンタリーなのに
きくちのぶよしに対するみとべさんのくるしそうな感情のほうに心が持っていかれてしまい、業だった
じぶんで生んでそだてて、ころす
すべてきくちのぶよしのてのひらのう…
冒頭で一心不乱に紙をグシャグシャに丸めるシーン、おかしなジイさんがいるな・・・と思う所から始まる。
その後10分くらいジイさん、もとい菊池さんの得意げな仕事の話が続いて多少相手をするのが疲れる人じ…
(C)2019「つつんで、ひらいて」製作委員会