監督の戦略的な撮り方のせいか、画面での登場人物の動きが最小限にされ、綺麗な写真集のスライドショーを見ているようだった。
作品全体の動きが「ミニマル」と「静」のトーンで構成されている為、主人公の最後…
奇妙な波の系譜、中心点で区切られた喪失と復活のシンメトリー。冒頭、お隣さんがケーキを届けてくれる場面ではドアとその反対側に絵画によるドアが描かれていて、弁護士が何とか心の均衡を保とうとしている様子が…
>>続きを読むめちゃくちゃ「自分はとっても可哀想な人!だから同情して欲しい!だから明るくしないし、ずっと暗いでしょ!見て見て可哀想なボクを!!!」って感じの、ミュンヒハウゼン症候群の男のお話。
同情貰えた時にだけ…
犬は死なない
父親があまりよしよししてくれないタイプのようなので、それもあってこじらせてるのかな?という印象
可哀想な自分に陶酔してるときはBGMが気持ちよさそうで笑ってしまった
もっと大暴れする…
途中でイラつきつつも主人公に共感するところ結構あったかも。
辛いことが起こっても、しばらくすると痛みや辛さってなんとなく薄れていくもので、勝手にある程度まで落ち着いてしまうもんだよね。そして、ふと「…
ワンコを海原に置き去りにする極悪非道おじさん!!
でもワンコ泳ぎきって陸に戻ってくるので本当によかった…
全編バッチバチにキメキメの美しい画で陰湿なおじさんが紡ぐ独特なブラックコメディ、かなり人を…
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