Nimic(原題)の作品情報・感想・評価

「Nimic(原題)」に投稿された感想・評価

yuki

yukiの感想・評価

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10分ちょいと短いながらもランティモス節全開
相変わらず役者を人形みたいに使ってあそんでる(もちろん子役も例外ではない)
KHashimoto

KHashimotoの感想・評価

4.0
面白かった。11分のショートフィルム。自分の人生が別の女性に全く奪われる話?と最初は思ったが、奪ったのか押し付けたのか放棄したのか不明だし、それならそっくりそのまま鍵が2つあるのも卵の茹で加減が同じなのも変。
女の顔芸が狙いに行き過ぎている感じがある。ベッドでの反復も驚きとは無縁である。
「女王陛下の〜」と同じ撮り方
女性が目をガン開いてる感じがめちゃくちゃホラーだった。世にも奇妙な話みたいだった
CHEBUNBUN

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3.5
【物真似女と追いかけっこ】
ヨルゴス・ランティモス短編。音楽の緩急と真似女に追われる男。極端な動きと滑らかなカメラワークが魅力的。
単純化された日常に忍び寄る変革。曖昧になる自己と他者。名状し難い侵食の連鎖。飛躍した人間関係が導き奏でられる終盤のチェロの不協和音に不気味ながらも笑ってしまう。

「危ういバランスで成り立つ、形式化された閉鎖的コミュニティが、他人の介入によって狂い出す」という如何にもランティモス的なテーマを凝縮させた12分。

このレビューはネタバレを含みます

過剰な音楽ギャグとか、チェロの音色が全然模倣できてない演奏会シーンとか、ミイラ取りがミイラになっていくマット・ディロンのオチとかはおかしいんだけど、あざとさばかりに重きをおいてここ3年くらい右肩下がりにダメになっていくランティモスの広角レンズ使いがつまらないので普通に微妙。街角のパンとか、ラストのクローズアップとかもSo what?って感じ。

☆妻を見つめるマット・ディロン→目隠しした妻の寝姿

#英語字幕
sonozy

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3.5
ギリシャの奇才 ヨルゴス・ランティモスの新作短篇。

妻と子供3人と暮らすオーケストラのチェリストの男(マット・ディロン)が、突然父の座を乗っ取られる?話。
約10分前後ですが、広角レンズや音も含めさすがランティモス・ワールドです。笑

家族と一緒の朝食。自分で4:15茹でたゆで卵を立って食べる男。
オーケストラの練習を終え地下鉄に座ると、向かいに座る女性に「すいません、今何時ですか?」と聞く。
女性は答えずその質問を反復して「今何時ですか?」。

花屋で花を買い家路を急ぐ男の後を先程の女が同じく花を手に家までついてくる。
気付いた男は慌てて鍵を開けて家に逃げ込むが、何故かその女も同じ鍵を持っていて堂々と家に入る。

唖然とする妻と子供たちの前に花束を持ち立つ2人。
男が話すことをそのまま繰り返す女。
「彼女/彼に出ていけと言ってくれ。ここは私の家だ。子供達、ママにどちらが本物のパパか教えてあげて。」

「子供だから、そんなこと聞かれても分からないよ。」と子供たち。
妻もどちらか悩んでいる様子。・・というまさかの家族の反応。笑

そしてシュールな展開は続く・・・

タイトルの『nimic』。ルーマニア語で“Nothing”の意味という情報も見ましたが、エンドロールに出てくる女の名はmimic(真似/模倣する人)。
で、この作品、どうやらBMW MINIがサポートしているらしく(映画内にはどこにも出てきませんが)、mimicとMINIの言葉遊び的なタイトルなのかな?と思ったり。

ポスタービジュアルもいい感じ。
https://www.imdb.com/title/tt10651850/
ntkseng

ntksengの感想・評価

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ヨルゴスランティモスの短編。。鍵についたニコちゃんとか、そういうのがまじで怖いよ。。
アイデンティティの揺らぎ、蛇行し続ける過程、はぐらかされる決断、不吉なその後。10分ちょいの短編ですが紛れもなくランティモス映画。
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