東京の女性の作品情報・感想・評価

東京の女性1939年製作の映画)

製作国:

上映時間:83分

3.7

『東京の女性』に投稿された感想・評価

3.0

〖1930年代映画:小説実写映画化:東宝〗
1939年製作で、丹羽文雄の小説を実写映画化らしい⁉️
当時は職業婦人という呼び方があるように特異な目で見られていたんだろうなと感じる作品でした。

20…

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y
-

最後の意気揚々とした姿にちょっと救われたけれども。
何だかなぁ。DV父親の肩代わりに苦労してセールスマンになって稼ぐようになったのに、女性が対等に闘うとなると足を引っ張る男ども、現代も変わらん。
結…

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原節子やはり素敵だけど妹役の江波和子も素敵。二人共19歳とは…
自動車会社のタイピストが、営業に転身、優秀な成績を上げるも、周囲の反応に違和感を覚える。原節子の役は、リメイク版では山本富士子が演じており、こちらはストレートに男女格差を表現している。

戦前の自動車産業のブームを、エネルギッシュな婦人映画の体裁で描いた作品だが、若き原節子の肉肉しさとクラシカルな凛とした佇まいが同居しており、原節子の妹役である江波和子との可憐な姿との対比で見るとやは…

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3.8

戦前の東京の風景がびっくりするほどモダンですし、男性優位の業界に努力と才覚で登っていくヒロインがカッコいい!
お金のない父親が長女の節子をお妾に売ろうとするのが、田舎だけでなく都会でもあったことに驚…

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3.6
ただ普通に働いただけなのに。ヒロインが気の毒だった。

原節子主演、丹羽文雄原作、伏水修監督の荒削りだが骨太の戦前キャリアウーマンの物語で、鈴木英夫監督、司葉子主演「その場所に女ありて」の様な衝撃的な秀作。父は失業の上交通事故で重症、自動車会社でタイピス…

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Leo
4.5

戦前、軟派文化の到達点。歴史を刻むことのなかった日本映画の1つの方向への想像を掻き立てる作品です。
この映画に映し出される景色は、戦後の世界の生き写しです。カメラワーク、服装、金属的な車の煌めき、「…

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杞憂
-
もしこのまま戦争がなかったらと想像するとより面白い

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