みつばちの大地の作品情報・感想・評価

「みつばちの大地」に投稿された感想・評価

蒼

蒼の感想・評価

3.0
2017/5/22
日本題はだいぶニュアンスが違っているようで”MORE THAN HONEY”。ミツバチの生態は面白かったんだけど、アメリカの養蜂の大規模なこと、工場と言えるほどの荒っぽいやり方に驚愕。商売を大きくしたいという欲なんだねぇ。薬も使い放題、アメリカのハチミツは食べたくないなというのが正直なところ。生き物としてミツバチに興味がある自分としては、ちょっといたたまれない感じだった。
映録助

映録助の感想・評価

3.9
▼2014年7月23日の日記より

25日で終了してしまうので暑い中チャリンコこきこき行ってきた。
ハチミツをつくるだけかと思っていたら、人間が口にする食べ物の三分の一はミツバチの受粉によるものだそうだ。
そんな人と深い関係にあるミツバチに懸念する状況が出始めている。この15年ほどでミツバチが大量に死んだり失踪したりしているらしい。
アインシュタインによるとミツバチが絶滅すれば人類は4年後に絶滅するという。
ミツバチを人のように撮影した技術も素晴らしいドキュメンタリー映画。
ドキュメンタリーなのだし、内容に関しては「興味があるなら見て」以外、何も言うことはない。
腹が立つのは日本公開(或いはソフト化)にあたり、監督のドイツ語ナレーションを日本語に置き換えているところ。感興を削ぐ、また選択の余地さえない。
個人的には、全くのナンセンスとしか思えない。余計なことをしないで欲しい。
みつばちの神秘的な生命とかそーゆーのかと思いきやこれまったく逆視点というか、ハチの生態とゆーよりビジネス視点でハチを描くドキュメンタリー。ハチも家畜みたいなもんですねホント。ハチと人間の現実をつきつけつつ、ラストカットだけすごく幻想的で美しいのが印象的。
ミツバチを通して世界の縮図を具現化し、現代のヒトと自然の在り方について問題提起するドキュメンタリー。

超接写で大きく映し出されたミツバチたちの、身体中を覆う体毛、薄く透けた羽根、真っ黒な眼の光沢が美しい。

人間の食物の3分の1は、ミツバチがそれらの花々を往き来して、受粉を助ける役割を担うことによって得られた恵みであるという。
私たち人間はミツバチの習性に支えられ、生きているのだ。
その為、かのアインシュタインはこう言った。『ミツバチが絶滅すれば4年後に人類は滅びる』と。

現在、世界的にミツバチは急速に減少している。日本も例外ではなく、北海道の養蜂場などでも原因不明の大量死が明らかとなっている。
直接的な原因は謎だが、その要因は無数にある。
作物への農薬散布、延命を目的としたハチへの抗生物質の注入、ハチミツ効率的採取の為の群れの分断、大量飼育による寄生虫の蔓延、巣箱の長距離移動に伴うストレス。
それらすべての要因で人間が介在している。

ミツバチにとって、自然の摂理を犯しまくる人間の手は、神の手であり悪魔の手。
群れを分断し、女王蜂を置き換えて交配を促し、働き蜂たちに人間が選択した作物や女王蜂を育てさせ、抗生物質で生き長らえさせ、殺している。

すべては効率を重視した利益至上主義による人間の都合。より人間が豊かになるため、ハチ本来の生態系を蹂躙しているのだ。
とてもやるせない気持ちになる。
現代のハチミツの生産現場を知るには、とても参考になります。
知識向上と言う面でなく、深く環境の現場も考えさせられました。
中国で、蜜蜂が絶滅して人間の手で受粉をしているシーンは絶句しました。
こんなことが世界で起きているとは…
やたら安い蜂蜜は、生産現場を考えると食べては行けないものだとわかりました
オーストラリアでの種の保存研究が役に立つ世界は近いような気がします。
Koichi

Koichiの感想・評価

-
農作物作るのにこんな仕事があるなんて。

ミツバチいなくなるとやばそうですね。
マークス・イムホーフ監督作品
[みつばちの大地]

みつばちが絶滅したら、
四年後には人類は絶滅する…
冒頭のソレに、ガツンとやられました。

天変地異やら異常気象やら、
地球の異変、いつも耳にします。。
どうやらみつばちの数も、
どんどん減ってきているようです…

その現状を、みつばちの生態や、
養蜂家のインタビューなどを交えながら、
説き明かしていくドキュメンタリーです。

観たのけっこう前です、markし忘れ、
ネイチャー系ドキュメンタリーで思い出しました。

観る前の印象としては、
とことんみつばちの生態に迫る、
のかな?と思っていました。
その部分の映像、もの凄いです。

最新の機器、技術を駆使した、
スーパースローや、ものすごい接写、
さらにはみつばちの体の内部…
驚きの連続です!

でも…養蜂家の方のインタビュー、
けっこう多かった印象です。。。

ものすごい映像のオンパレードに、
ナレーションと(ちょっと)インタビュー、
そんなのが理想でした笑
ヨーロッパ、アメリカ、中国、
オーストラリア、世界をまたにかけ、
取材されたご苦労は頭が下がります。

あ、でも相変わらずの知識不足、
ボクにはとても為になるドキュメンタリー、
観て良かった映画です。

[みつばちの大地]

2014 名古屋名演小劇場にて観賞しました。
7N3

7N3の感想・評価

3.5
わたしはあまり肉を進んで食さないです。ベジタリアンやヴィーガンではありませんが、動物の屠殺や生産を望んでいないからです。

それに対して、蜂蜜は別物だと思っていました。
人間とミツバチ、その関係は持ちつ持たれつだと信じていたから。

花の蜜を吸い、カラダに付着した花粉を別の花に運び、受粉が起こる。
ミツバチのおかげで花や果物が成り、人間はその恩恵をいただく。

だけど考えてみれば判ることだった。
蜂蜜はミツバチの巣の中にあるもので、その蜂蜜を大量に生産するということは、ミツバチ達の生命を脅かすという脅威だということ。

作中で「ミツバチは家畜になった」という表現がありましたが、映像を見る限り、その通りのようだ、と。
世界中で売買される蜂蜜の内の8割を生産している養蜂場のお話だったので過激な内容だったのかもしれませんが、これが現実なことには変わらない。

純粋種から混血種のハチまで自然に誕生して、その混血種は強くとても凶暴だということ。
それはきっと、今までの人間が積み重ねてきた罪、培ってきた技術や研究の「成果」でしょう。
まった

まったの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ミツバチの空中交尾の映像初めてみた。けっこう衝撃でした。
あとミツバチのネットワークや社会の話、巣の話とかも面白かったです。脳味噌の反応を計ったりもしてて、科学技術にはギョギョギョ!
特にカメラの切り込み具合がすごくって、ミツバチのカーテンがどさーっと開いてました。

しかし作家に言わせれば、皮肉にもこういったテクノーの発展に溺れた暴力がミツバチの危機を招いてるんですよね。
人間の物性の支配に合わせて合目的化されるミツバチとミツバチの危機。
そしてこういう目にあってるんはミツバチだけじゃないんでしょうね。

気になるのは、雪山のミツバチおじいさんどうなったんやろか・・・。大丈夫かな。

ミツバ知識増えました!
虫嫌いですが、ミツバチの社会とミツバチワーキングが見れたり、不快感は無かったです。
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