プレイモービル マーラとチャーリーの大冒険の作品情報・感想・評価

上映館(80館)

「プレイモービル マーラとチャーリーの大冒険」に投稿された感想・評価

EDGE

EDGEの感想・評価

2.7

このレビューはネタバレを含みます

SCREEN♯3
観賞記録/2021-072

LEGOが当たったから、プレイモービルな感じがしました。
玩具として、直立のフィギュアで、組み換えなどのブロックトイ的な魅力/展開や演習も無く、おもちゃの世界に転生しましたな、一応は転生モノなのかなぁ…

世界の色んなフィギュアが、揃うことが魅力なのか、時代も場所もバラバラなキャラクターたちのごった煮のようです
プレイモービルの良さは、よく分かりませんでした。
転生当初は、玩具の仕様のままで、動きにくそうな演出もありましたが、途中からは、このままでは進まないとの判断か、手足が滑らかな動きをし出します。

個人的な見所としては、アーニャ・テイラー・ジョイの出演があった事ですね。
ミュージカル調の所が、やたら多かったですが、上映の殆どが吹替えだったのが、すこし残念でした。
blackuma

blackumaの感想・評価

3.5
一般的なエンタメ映画の面白いところやお約束を、次から次におもちゃ箱から取り出して目の前に積み上げていくみたいな映画でした。素材に統一感はないけれど、積み上げ終わった後には張ってあった伏線はしっかり回収されているし、わりと綺麗にまとまっています。
良く言えばわかりやすくてテンポが良い、悪く言えば駆け足気味にシナリオが進むため、じっくり味わうというよりは流れに従って素直に雰囲気を楽しむ人向け。

多分日本の興行的にはあんまり成功してない気がします。レゴならともかくプレイモービルは知名度がいまいちなのと、ターゲット層がはっきりしない(おもちゃモチーフのCGアニメ映画なのに一番目立つ活躍をする主人公が20代女性というのはなかなかに個性的…)のが難点でしょうか。
個人的にはとても面白かったので、なんだか勿体ないなと思います。
余談ですがサントラが欲しくなりました。
\レックス・ダッシャー♪/
Dick

Dickの感想・評価

2.5
❶ドイツ生まれの世界的人気おもちゃシリーズ「プレイモービル」(注1)をモチーフに、その世界観を長編アニメ化したファミリー・アドベンチャー。2020年7月公開予定だったが、コロナ禍のため延期されていた。

(注1)「プレイモービル(Playmobil)」
①ドイツはバイエルン州に本社を置くゲオブラ・ブランドシュテーター社が発売している組み立て玩具で、統一された縮尺と世界観によって箱庭を作る事ができる。基本となる製品は背丈7.5cmの人形で、手や足、頭などを動かしたり回転させたりすることや、手に道具や武器を持たせることが可能である。(Wikipedia)
②ヨーロッパではデンマーク生まれのレゴと並ぶ大人気商品。ドイツの娘宅にもあったと思う。
③日本でも発売されているが、高品質であっても高価なためか、一般には馴染みがない。

❷監督(原案・共同EP兼)は、アニメーターとしてディズニー・アニメ「アナと雪の女王」や「塔の上のラプンツェル」などに携わり、本作が長編監督デビューとなるリノ・ディサルヴォ(1974NY生れ)。

❸概要:
両親を突然の事故で亡くし、心が色あせた日々を送る少女マーラは、無断外出した弟チャーリーを追いかけて街に出て「プレイモービル」の展示会場に迷い込む。2人は、まばゆい光に包み込まれ、気が付くとプレイモービルの世界にいた。そこで悪の皇帝にさらわれたチャーリーを救出すべく、マーラがプレイモービルのキャラクターたちと仲間になりながら冒険を続けていくという物語で、プロローグとエピローグが実写、冒険部がCGアニメで描かれる。

❹相性は不良。
メインとなる「プレイモービル」のキャラに馴染みがないので、物語に入り込めない。だから面白くない。
残念な期待外れ。

❺本作で驚いたのは、エンドロールに「Production Babies」が登場したこと。
①毎回書いている通り、「Production Babies」とは、「当該作品の制作期間中に、全てのクルーに生れた赤ちゃんたち」のことで、元々ピクサーの専売特許だったが、2006年よりディズニーの完全子会社となったことにより、ディズニーでも倣うようになったものである。
②それが、仏・独合作の本作にも登場したのは意外だった。これはディズニーのアニメーターを16年間務めたリノ・ディサルヴォ監督の影響が大きいと思われる。
③アメリカと日本以外では、昨年1月に公開された『ブレッドウィナー(2017/アイルランド・加・ルクセンブルク・米・英・フィリッピン・印)』に続いて2番目である。
⑤本作ではProduction Babies として、Elle以下10名程の赤ちゃんの名前がクレジットされていた。新たな生命の誕生を喜びたい。
磨

磨の感想・評価

3.0
プレイモービルの劇場版。
そもそもプレイモービルとは何ぞや?というところから始まり、この映画をWikipediaで調べていたらなかなかの事実が判明ー。

7500万ドルの製作費の3割の興収だったとか、それで配給元がチケット代を半額にしたが宣伝に費やした費用すら回収できなかったとか、全米2337館で公開され、全米公開2000館以上で封切られた作品としては歴代ワースト3位の記録となったとか…なんとも悲惨で辛辣な文章が並んでおり、これだけでお腹いっぱいに(笑)
という訳で、これは行かなきゃ!という謎の使命感に駆られ鑑賞してまいりました。当然、鑑賞人数は1人でしたが…。

まず、キャストにあるアニャ・テイラー=ジョイちゃんが声優だけだと思っていたら、まさかの本人登場(役名はマーラ)。プレイモービルの世界に入る前からの設定だったようで、吹き替えゆえ諦めてたので実写場面があるのは嬉しい仕様だった。前日に2丁拳銃でハッスルしていたダニエル・ラドクリフは声だけの出演なので吹き替えには存在しなかったけど…。
ちなみに吹き替え版は声優は悠木碧・水瀬いのり・柿原徹也・内田真礼などヴィジュアル重視の布陣です(笑)

ただ、内容は残念ながらWikipediaの酷評のまんま、全然面白くなかった。普段から子供向け映画も全然アリなんだけど、ギャグも面白くもなく、話にノレず。吹き替えの歌も適当な感じだった。
予定調和とはいえ物語がまあまあだったのとアニャちゃんの魅力で最低限度は楽しめた、といった印象…かな?

やっぱりこういう玩具はアメコミなんかとコラボしなきゃダメかな?
…まぁ、それがLEG◯ムービーなのだが(笑)
期待してなかったのに、良くて笑った。
あの変装の達人が好きすぎた。モテるだろうな…そして恋しても幸せになれなさそう。
「自分に戻る」というセリフと、「辛かった、大変だった、でもやって良かった!」というセリフが印象的だった。
「プレイモービル」ってマイナーだから、日本で受けるか心配しながら入場すると、ガラガラでした。

中身と言えば、LEGOムービーを思い出しつつも、こちらはCG。
プレイモービルらしく膝関節がないので、普通に歩こうとするとコケるなど、商品を意識した作り方をしながらも、そんか特徴を物語に活かしているのが素晴らしい。

子どもたちが玩具の世界に転送されるいわゆる異世界もの(最近だとこれも転生カテゴリーになるのか?)のフォーマットにはめた、ありがちな冒険譚で、低年齢子ども向きではあるものの、オッさんでも十分楽しめました。

吹替版で観たのですが、お姉ちゃんの吹替が悠木碧で、蜘蛛子かよというハイテンションぶりが心地良い。
大塚芳忠、森久保祥太郎ら、脇に至るまで実力派声優陣による仕事っぷりで、クオリティの底上げがされている印象も受けました。
この世の全弟に告ぐ!

「アニヤ・テイラー=ジョイがスーパーブラコンの姉だったら?」

「スーパーブラコンのアニヤ・テイラー=ジョイがあなたを救う為に必死に世界を駆け巡ってくれたら?」

もう最高じゃないですか?もうこの設定だけで、弟として生まれたことを肯定できます。ありがとう、生命…

おしとやかで優しい女性なんて基本いない。姉がいる弟は、そう認識していることがほとんどではないでしょうか。暴君のように兄弟に振る舞う姉がいたら、恐怖の対象にもなるはずです(優しくて兄弟想いの姉がいるあなた。ラッキーでしたね)。そんな姉の概念を忘れさせてくれるのが本作。弟という属性を背負って生きてる人にとって、+0.5の加点できます。ほぼ満点になります。

ただ、念のために言っておきますが、こちらは3Dアニメなので、アニヤ・テイラー=ジョイ本人は最初と最後にしかでてきません。プレイモービルというレゴに似た玩具になってしまうので、脳内でプレイモービルをアニヤ・テイラー=ジョイとして変換する必要がありますが、そんな魅力的な設定の前では大変イージーな作業です。楽勝。


<あらすじ>
プレイモービルであそぶ姉マーラと弟のチャーリー。冒険大好きでとっても仲良し。良いことです。
ただ、事故によって両親が…
そこから二人の関係は変わってしまいます。マーラは親の代わりになろうとして、チャーリーにガミガミと躾をするように。お姉ちゃんと昔のように遊びたい気持ちを隠しながら、チャーリーは反発してしまいます。
とある日、チャーリーはマーラのいうことを聞かずに外出してしまいます。マーラは追いかけてプレイモービルの展示会でチャーリーを発見。でもひょんなことから二人は展示会の世界に迷い込むことに…



設定が最高なだけでなく、作品自体がこれまた良いのです!ファミリー映画ですが、子どもだましの陳腐なストーリーに留まっておらず、コミカルで個性あるキャラクターたちにも愛着を感じられて、総じて高いレベルのアニメ映画となってます!
本作にググッと引き込まれるのは、マーラーとチャーリーの二人のどちらにも共感できるから。二人とも愛おしい姉弟なんです。
親代わりになろうと背伸びしすぎるマーラ。ほんとはそんなことをする必要もないのに…
姉と遊びたいチャーリー。姉に望んでいるのは親の代わりになることでない…
どちらの気持ちも分かる。その想いに間違いはない。だからこそ、二人が異世界に迷いこみ、お互いとの関係性を自ずから問い直しつつ、姉弟として互いを必要としていく姿がグッと胸に深かささりました。「親の代わりをしなくてはならない子ども」という社会課題にメスを入れている訳ではないけれども、そういう要素を入れることで作品に深みがでてます。

サブキャラたちとの掛け合いも楽しくて、お気に入りのキャラクターが見つかるでしょうし、合間のミュージカルシーン、サウンドや歌も耳に残ります。子ども向けと侮るなかれ。子どもと一緒に見に行った保護者さんも楽しめるファミリー映画になっています。弟属性のある方は、一人で劇場に足を運び、理想の姉がいる世界を堪能しましょう。
事故で両親を亡くしたアニャ・テイラー=ジョイと幼い弟が、オモチャのプレイモービルの世界にトリップし、元の世界へ帰るために冒険する。
弟の教育ママと化した姉さんが、異世界での冒険を通して子ども心を取り戻し、姉弟の仲を修復するのが物語の骨子。
異世界転生ものの設定で、LEGOムービーをやったような作品。
丁寧に作ってるし悪くはないのだが、最初から最後まで過去の映画を切り貼りした感じで、既視感しかないんだよな。
キャラクターも、LEGO人形をもうちょい作り込んだ様で、印象似てるし。
まあ、いろいろ楽しげなシチュエーションが連続するので飽きはしないが、たぶんすぐに内容忘れそう。
LEGOムービーもそうだったけど、実際に元ネタのプレイモービルで遊んだ経験があると、もっと感情移入して作品世界に入りやすいのではないだろうか。
づっか

づっかの感想・評価

3.8
よく知らずにアニメ映画だと思い吹き替えしかないし吹き替えで見たんだけど、実写の部分も少しあったし、アニャ・テイラー=ジョイ出演してたので字幕で見たかったなぁ…w
思ってたよりもぜんぜんおもしろかった
ドタバタコメディで子供が好きそうな感じ
実写部分のアニャ・テイラー=ジョイがかわいすぎた
プレイモービルの世界で連れ去られてしまった弟、チャーリーを連れ返すために奮闘する姉、マーラが良かった!
デルのキャラがすごく好きだった!
レックスも好きだなぁw

2021年36作品目、2021年新作17作品目
ドイツ生まれの可愛い玩具プレイモービルは、小さい頃からずっと遊んできた私にとっての思い出のおもちゃ。大人になるとなかなかアニメーションを劇場まで足を運んで観に行く機会も減ってしまいましたが、人並み以上に思い入れのあるプレモの映画は「絶対に観に行かなきゃ!」と使命感に駆られ鑑賞。(ドイツにあるプレモのファンパークに幼少期に行ったほどのコアファンです!笑)
あらすじは割愛。

吹替版での鑑賞だったのですが、オリジナル・キャストがとにかくすごい!本日ゴールデン・グローブ賞を獲得したアニャ・テイラー=ジョイ、人気アーティストのアダム・ランバートとメーガン・トレイナー、さらにはあのダニエル・ラドクリフまでもが声優を務めており、ぜひ英語版でも鑑賞したいところ...!しかも驚いたのは本作がミュージカル仕立てという点。いきなりアニャ扮するマーラが歌い出してびっくりしたのですが、アニャちゃんの歌声も聴いてみたかったし、何よりアダムとメーガンという今をときめく世界的アーティストが出てるのに歌までも吹替されているのはちょっと残念だったな...。(一応エンドロールで英語版楽曲も流れます!)どの曲もハズレなしで素晴らしかったです!

気になる映画の感想ですが、20年来のプレモファンとしてはちょっと気になるところが...。
まずプレモのチャームポイントであるあの黒いお目目がない!これ、結構死活問題!なじみのあるあのつぶらな瞳がないだけで、どうしても私が遊んできたプレモたちとは違うものに感じられてしまい、キャラクターに愛着が湧きませんでした...。その点、LEGOは映画でもあのビジュアルを死守していたので楽しかったんだよなあ。
次にプレモと人間の共演について。プレモの世界に入り込んだチャーリーが、なぜか彼自身ではなく、彼がお気に入りのプレモに変身してしまいます。個人的には大好きなおもちゃと"一緒に"冒険したいと思っちゃうので、まさかの自分が遊んでいるプレモ自体に変身しちゃうのは違うのかなと...。大事なコレクションたちとプレモの世界でお話ししたり、助け合ったりするほうがオーナーとしての本望だと思うので、ここも違和感を覚えてしまいました。

プレモの公式映像などで、おもちゃ自体の作りや質感をそのまま再現したトレーラーがいくつかあるんですが、それの方がよっぽどプレモっぽい!逆に本作はどこかハリウッド的な演出や映像に変わっている気がして、プレモ本来の素朴な魅力に欠けたドタバタコメディになっている気がしました。
でも、プレモを通して描かれる姉弟の関係性にはじーんとしたし、西部やフェアリーの世界、ローマ帝国などなどいろんな世界観が混在しているあのワールドは、まさに十人十色の遊び方ができるプレモの最大の魅力を体現していて素晴らしかったです。
...プレモ愛が強すぎて語ってしまいすみません!(笑)
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