闇の中をさまようヴェントゥーラの存在が、移民コミュニティの記憶をそのまま抱えているようで胸を打つ。
光に触れた部分だけが浮かぶコスタ特有の映像が圧倒的で、短編ながら生者と亡霊の境界に立つ声を聞く体験…
ペドロ・コスタであるため案の定ウトウトし、連続上映の『うさぎ狩り』との境目がわからなくなって、ほぼ同じ素材の再編集が、反復と差異、疑似ホン・サンスみたいになって有り得ん気持ちよかった。男女も会話して…
>>続きを読むファンタイ―ニャス地区に住んでいるジョゼ・アルベルト。彼は室内で母親らしき人と他愛もない会話をしている。どうやら彼はカーボ・ヴェルデ出身らしい。
外に出ると『ホース・マネー』に登場したヴェントゥ…
子供の声がするのに(舞台はおそらく学校の給食室)姿を決して見せることなく、自分たちの置かれた状況を淡々と語る男たちにフォーカスしたカメラワーク、構図、音や声の選択、編集…すべてに震える
現状を悲観…
かれらのコミュニケーションに馴染みがなさすぎて内容が全然入ってこない
映像もまぁ美しくないわけじゃないけど、、という感じ。
これをこじつけで評価してしまっては意味がないから、とりあえず評価なし。…
ここまで観て「うさぎ狩り」と「タラフィル」と「わたしたちの男」が三本セットだと気づく。ちょっとずつ違うけれどどれも同じラスト。やっぱり長時間じゃないと深みがないなとは思う、けれど一つ一つのカットが燦…
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