マイ・エンジェルの作品情報・感想・評価・動画配信 - 4ページ目

「マイ・エンジェル」に投稿された感想・評価

とにかくマリオン・コティヤールが美しい。この美しさで素晴らしいママだったらかえって違和感、というくらい。多分、というか確実にマルレーヌはできちゃったから産んだだけ、赤ん坊がお腹のなかにいるときは幸せを感じたりしてね。育児をなめてた、以前におばかさん。エリーが8歳まで育ったというのが奇跡なくらい。彼女(マルレーヌ)の幼少期が容易に想像できるけれど、これ今なら"愛着障害"とか言われるんだろう。
8歳にして日常的に酒を飲みママのいない部屋でママの服とハイヒールでしなを作るエリー、孤独と絶望の中で自ら命を絶とうとしたエリーを助けたフリオは中途半端に優しくて。そしてエリーを抱き抱えて歩くマルレーヌはこれからも変わらないだろう。何かを決意したかのような彼女の表情も嘘くさく虚しく思えるのです。
有楽町スバル座がクロージングに選んだ本作を佳作だと思います。
マリオンコティアール姉さんが出てると言うだけで前知識なく鑑賞してしまった。失敗、、、
感情移入が全く出来ないダメ母。依存出来る相手がいれば誰でも構わない系。
やっとこぎつけた(?)再婚パーティで他の男とヤっちゃうなんて救いようのないおバカなコティアール姉さん。でもとにかくめちゃんこキレイなんだけど。すっぴんの若さに驚き。
娘のエリーは一時的に見捨てられ、自立と言うより幼いながらも母親からの脱却を見た気がする。基本眉間にシワを寄せてるエリーが時々ニコッとすると安心する、、、。
親代わりしてくれたフリオ。崖から海に飛び込んだあと、心臓大丈夫だったかな。
何もかも尻切れに思えた。母親として娘を抱いて歩き出す決意ある顔したラストシーンでも本当に変われるのか分からないまま。望み薄そう、、、
hrm

hrmの感想・評価

3.5
現実を生きられず娘を愛しきれない美しい母と、母の愛を求めてどんどん荒んでいく8歳の娘のおはなし。

ポスタービジュアルがきらきらした感じだったので、テーマがテーマでももう少し軽いだろうと思っていたらしっかりとした重み。
これ系の親子の負の連鎖がいかにしてできあがるかというのが理解できた気がします。
親からの愛情がゼロではないところが余計辛いのだな。
どうしたって満たされない気持ちは異性に向かうのだな。

フランス版「フロリダプロジェクト」

フロリダプロジェクトの母親よりもダメダメかもしれないけど、どちらの母親にも共通して言えることは親子2人の世界があって、2人の楽しみ方があるところ



衣装をボロボロにされいじめられても、親にも言わず泣かず飛び降りるエリーを見て涙腺崩壊しました


アマンダと僕に引き続きすごい演技をする子たちがいるんだなあ…どうかまっすぐ大人になってほしい…
マイエンジェルなんて呼びながら娘を放置するこの母親は完全にアウトだと思います。
たとえどんな理由があれアウトです!
エリーはどんな大人になるのかなぁ?
なにが正解か分からないけど幸せになってほしいです(><)

劇場193本目
すー

すーの感想・評価

4.0
もうすぐ閉館してしまう有楽町スバル座にて鑑賞。

ママが大好きで必死に大人の真似して、ママに手を伸ばして一緒にいたいと訴えるもののママはママでどうしようもなくて自分勝手で娘のことなんて考えていない。でもそんなどうしようもない母親でもマリオン・コティヤールが演じたら嫌いになれない…

ぎこちないけれどちゃんと向き合ってくれる大人の存在がいてくれたのが救いだな。ファンタジックにし過ぎず上手く子供の感情を救いとるのが上手いな。初監督作ということで今後に期待大。そして子役がとにかく可愛くて、時折大人びた顔をするのがまたいい。
mem

memの感想・評価

-
詩を詠むシーンはどこも美しかった。

こんなにも話は悲しく、どうしようもないのに、絵の色味や顔立ちが綺麗で、語られない分の余韻と一緒にスンとおちる
Junko

Junkoの感想・評価

3.9
胸がつまる作品です。主要出演者、三人(母、娘、第三者男性)の演技力が素晴らしく、とても心打つ作品になってます。
「フロリダプロジェクト」も好きだったけど、もっと深刻。
マリオン・コティヤール、こんな汚れ役もっとやってほしい。
まりん

まりんの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

neglectに走るまでの母親の姿を描いたもの。最近多いですよね。
娘を愛しているし、ちゃんと育てたいと思っている。だけど、自分自身がまだ子供で、母親より女で。
幸せを目前に台無しになる態度を取ってしまう彼女の不安は理解できる。
喜びと葛藤と不安と甘え。回避依存の突飛な行動。

最低で、無責任なんだけど、本当に無責任なのは、エリーの父親だからね?
馬鹿な女と、存在を知らない自分の娘を不幸にしておいて、知らずに生きて行く男、呪われろ。って思うわ。

突然、娘が出来て。拒むことも出来ずに母性が生まれて。生きるしかない。
本当に、馬鹿じゃないの。って言いたいし、実際賢くないんだけど、じゃあ堕胎すれば良いじゃない・・と言うのも浅はかだと思う。

Marion Cotillardは、不安に揺れる美女の役本当に上手い。・・が、今作は、エリー役の少女の迫力が凄かった。
暗い目。静かな怒り。圧倒される。

そして、全く物語に関係なさそうな、フリオのカット。
拒絶され、窓の下で彷徨う姿にエリーは親近感を持ったのかな。
なんだか、切なくなる位、魅惑的なカットだった。

Alban Lenoirは過去作でも見ている筈なんだけど、印象に残ってなかった。
彼の心臓が無事な事を祈るわ。

ただ最後に、マルレーヌ、彼には手を出さないで!って言いたい。
「育児放棄」を描きながら、ファンタジーな再生へと昇華する本年度ベストワン級の傑作!新人女性監督にマリオンコティヤールが出演する奇跡、そしてこれがカンヌコンペから漏れ「ある視点」に留まるフランス映画界の充実も奇跡!