与太話のような展開で社会を皮肉しながらも、余命宣告を受けた男の心情を繊細に描いた映画
その言葉の通りこの物語では主人公が胃癌になります。この映画を通して自分に余命が少ないと気づくことがあればどうす…
・「助役だとはっきり言え!」の言い方がよかった
・通夜の口論みたいなシーン
1952年の映画なのに、組織の中に居たときってこういう感じだよなあ、と
70年過ぎても殆ど何も変わってないんだな、と個…
『生きる LIVING』を先に見まして
元のこちらも観ねば、と。
主役の渡邊は無為に生ききた、という設定だけど
まったくそんなことないじゃんね。
妻を早くに亡くし、幼い息子を男手1人で育てて、勤…
レストランでの誕生日パーティーの演出がとにかく秀逸
あの階段シーンには鳥肌立った
そして後半の葬儀のグダグタ感に滲む強烈な皮肉
これぞ黒澤、という感じ
志村喬の瞬きしない演技は狂気を感じさせるほどの…
ただすばらしい
いつの時代でも色褪せない普遍性のある映画と思えた
渡辺と対照的のような生き生きとした生命力の溢れる小田切みきの演技がよかった
バースデーソングが歌われるシーンは、渡辺が自分のすべ…
ガンの余命を受けて初めて、生きることを知る物語。
静かな語り口ながら、生きる目的を得た瞬間にハッピーバースデーが流れるシーンや、完成した公園のブランコで満足するシーンなど、シーンの力強さが黒澤明節を…