映画監督が映画で戦う、というのは至極真っ当で、正しいことだと思う。けれど実際には、とても難しいことなのではないか。
2019年は、観る側の人間も、表現の自由や自主規制について考えざるを得ない年だった…
何かが始まる
胸のざわめきが治らない
杉並木の山中
ひとり、またひとりと集う男たち
言葉もなく
ただ
笛の音
和太鼓の響きが
そして
懐から取り出すのは
"YOUNG AMERICA"のリボル…
『狼煙が呼ぶ』
拳銃不法所持で逮捕不起訴となった豊田利晃監督が、事件への極私的応答に現代社会風刺を重ねる渾身短篇。近代法の施行以前に銃の記憶を手繰り警察権力への意趣返しを挑む前傾姿勢に、切腹ピストル…
フォーラム仙台20周年記念企画として、豊田監督と渋川清彦さんのトーク付きで観賞。切腹ピストルズの痺れる音楽と豪華キャストの時代劇映像は素晴らしかった。撮影秘話や出演エピソードを聞けて、また見たくなり…
>>続きを読む豊田利晃監督、渋川清彦さんの舞台挨拶トーク付き上映で鑑賞。
たった16分の作品を劇場公開するその心意気。
拳銃の不法所持で逮捕され不起訴となった一件への、豊田監督なりの答えと意思表示。
16分…
自粛してる場合じゃない(by 豊田監督)
2019年4月拳銃の不法所持で逮捕された豊田利晃監督。
その拳銃は祖父の形見であり父が大切に保管してきた。
今は錆び付いて動かない。
父の思いは法に屈した…
普通の映画にある、(わざと設けてる場合もある)無駄とか隙とか、そう言うのを削ぎ落としたのがショートフィルムの良さじゃないですか。これは本当そんな感じの映画。
これからなんか始まる!ワクワク!なんだろ…