このレビューはネタバレを含みます
共依存
デンマークで酪農を営む叔父と姪二人の日々の暮らしが淡々と描かれる。映画が開始してからしばらくセリフは一切ない。初めてのセリフがスーパーでの「ヌテラ」。朝食のパンに必ず叔父が塗って食べるあの…
途中からずっと涙が流れてて。お互いの葛藤が分かるから。言葉数は少なくとも2人が仲が良いのも分かるから。相手を思いやってるからこそ、無理してほしくなくて口調がキツくなったり。でもずっと心配してるし、助…
>>続きを読む第32回東京国際映画祭コンペティショングランプリ受賞のデンマーク映画。
映画祭の映画らしくとても静かで動きが少ない映画、娯楽とは言えないのですが、逆に娯楽って何だろうと思う映画でした。
地味で、静…
デンマークの美しい自然や長閑な農場の風景、そして主人公と叔父さんの単調で静かだが、それはそれで成り立っている生活がとても良い。
“叔父さん”をいろいろなものに置き換えて見ることができるから、共感を…
最高に好みの映画でした。
1か所以外すべて固定で撮影し、ドアと壁をうまく使い色んなカットで淡々と進んでいく。
物事の進み方がわかりにくい部分を服で表現したり、物静かなおじが一言つぶやくだけ響く素晴…
淡々と繰り返される低温な日々。
単調で退屈で閉塞感しかないように見える生活。
なのに息苦しさがない。不思議と。
そして思う、この映画は、いったいどこへ向かうのだろうか、、、
不器用で無口で…
大学の恩師が、最後に会った時に勧めてくれた映画。感想を伝えたかった。あの時なんでもいいから返信をしておけば良かった。後悔は絶えない。
生活のなかで無意識に/意識的に選びとる無数の選択肢。天秤は、大…
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