ファイター、北からの挑戦者の作品情報・感想・評価

ファイター、北からの挑戦者2020年製作の映画)

파이터/Fighter

上映日:2021年11月12日

製作国:

上映時間:104分

「ファイター、北からの挑戦者」に投稿された感想・評価

みぽち

みぽちの感想・評価

3.6
脱北し、一人韓国へと渡ってきた女性が、ボクシングとの出会いにより変わっていく。ガチガチのスポ根映画かと思いきや、恋愛要素や家族問題などのドラマ要素のほうがメインだった。ライバル的立ち位置の女性が、定時退社後フィットネスジムにいるお洒落キャリアウーマンのような風貌だったので🤣、もっとガチムチでいかにもボクシングしてるぞ!という人のほうが説得力あった気がしたかも…
余談だが、遊園地🎢シーンで座ってグルグル回る絶叫っぽいアトラクションがめちゃくちゃ楽しそうだった!あの遊園地すごく気になる🤤💖
Fan's Voiceオンライン試写会にて視聴。

ユン・ジェホ監督の以前撮ったドキュメンタリー「マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白」と今作で繋がりはないが、観ておくと細かい登場人物の機微や脱北者への扱いなどが少しだけわかる!…たぶん。少なくとも私はそう思った。
主人公ジナのずっと泣くのを耐えている表情があまりにもドキュメンタリーのようで…つらかった。ジナ役のイム・ソンミ、本当に脱北した人なのか?というくらい一つ一つの表情に含みがあって素晴らしかった。

監督のアフタートークで何気なく驚いたのが"反北朝鮮教育を受けていたけど実際脱北した人と出会って話してみて自分の考えが変わった"と述べたところ。
反日運動がひどかったときも「そういう教育をそもそも受けてるんじゃないか」という話が挙がっていたが、とても納得…。教育を受けてるんじゃあそうなるわな…。

監督はこれからも女性を中心に撮っていくらしい。嬉しい!
あくまで脱北者に焦点をあてているので、ボクシングやスポ根目当てに観ようとしてる人は注意かな…🧐
「ファイター、北からの挑戦者」感動作でした。生きている事のしあわせを感じられる映画でした。良かったです。ボクシングに触れて、段々と人間らしくなっていく姿は美しかったです。ちょっと、邦画「百円の恋」を思い出しました。
https://t.co/2cPRrIvB5x?amp=1
単身韓国に渡った女性が主人公
韓国では脱北者と呼ばれ、孤独に生きるが、ボクシングとの出会いによって人生が変わっていく

ドキュメンタリーか?と思うほどに脚色が少なくリアルさを感じる作品だった
生きることは闘いだよな、と感じさせられた
"私の闘いは、まだ終わらない"
この作品は、この台詞に集約されている気がする。

単身韓国に渡り、孤独と戦い、心を閉ざし、笑顔も忘れたようなジナが、生きる目的を見つけ、心を許せる人と出会う。
それは、彼女の第二の人生の始まりであり、偏見と戦う多くの人へのエールでもある。


過剰な脚色をせず、真実を撮りたいという監督の意思が表れているようで、私には感情とか状況が分かりづらくて、あまり物語に入りきれなかった。
観る前の勝手な印象では、脱北者の苦悩が痛々しく描かれたり、感動的なボクシングの試合が行われたりと、典型的な『ハンデ付きスポ根映画』を想像していたので、拍子抜けというか…勝手に期待を下回ってしまったのが申し訳ない…。
名前よりまず脱北者と
呼ばれる孤独な女性。

ボクシングに出会い
両側に並んでリングへの道を
歩調を合わせて歩いてくれる
男性二人に出会うことで
新しい人生を踏み出す。

不機嫌だったり不安な表情が
ずっと続くなかで
一瞬見せるはにかんだ笑顔が
メッチャ可愛いヒロイン🥰は
『愛の不時着』の人らしい。
友だちがはまってたけど
観てなくて残念😰

アフタートークをお聞きして~
主演女優さんは、演技は勿論
ボクシングに北のアクセントと
高いハードルをクリアしたそう。

ドキュメンタリーを撮った
経験を生かしたリアルな
物語は、静かに、でも
強いメッセージを残してくれます。

Fan'svoiceオンライン試写会にて。
どらみ

どらみの感想・評価

4.0
『愛の不時着』のイム・ソンミ初主演作
北朝鮮から韓国に逃れた若い女性が
ボクシングという自分も気付かずにいた才能を見出され努力し
周りの人の協力を得て
新たな人生を始める希望に溢れる物語
人は諦めなければ道は開かれ
尊厳は保たれ人生を取り戻せる

アフタートーク
ユン・ジェホ監督
立田敦子さん
分断後に生まれフランスに渡り実際に脱北者に逢い
イメージが払拭され
彼らの作品を創りたいと思った

人と人が出逢い話したいと思うのは当たり前で
システムより人の方が遥かに大切
枠から抜け出し勇気を持って
世界と闘って欲しい
mi

miの感想・評価

3.8
オンライン試写会!脱北者として韓国にやってきた主人公のジナがボクシングジムで働き始めたことで、ボクシングの選手として闘い始める話。ボクシング映画…のようだけど、彼女の境遇や周りの環境の方が重要視されていたのがとても良かったです。ジナ役のイムソンミさん、凄い演技が上手くて良かった!ドキュメンタリーのような細かな部分や心情の起伏が凄い!辛抱強く頑張り耐えるジナをただ見守るしかできないのが辛い場面もあったけど、最初からずっと張り詰めていたようなジナが不器用に笑って、楽しむ姿を見たら心がじんわり温かくなった〜遊園地と海のシーンが良かった。(ずっとソウルだと思ってたけど、どこだったのだろ?)

幸せは自分で闘い掴み取る!のようなポジティブで明るい最後が映画っぽくてよかったです。日本のポスターデザインを見たらなんかちょっと明るすぎるかな…と思ったけど、見終わったらちょうど良かった。
sasha2021

sasha2021の感想・評価

3.1
Fan's voice試写会にて
愛の不時着のイムソンミさん主演の超社会派ドラマ。マダムベーというドキュメンタリー映画で脱北者の女性を描いたユンジェホ監督が新たな時点で脱北者の人生を描く。自分の国から逃げなければいけない状態って想像できないほど苦しい。主人公ジナの強がりな性格は内に抑えてきた苦しみが滲んでいて凄みがありました。とても静かで薄暗いトーンがですこし話もスローペースですが、脱北者に焦点を充てた貴重な作品。物語は少し退屈に感じるかも。。
北朝鮮のアクセントとボクシングの演技ができる女優さん探しが大変だったらしいです!

脱北者の女性であるボクシングジムで掃除バイトをしていたジナは北で兵役についていたこともあり館長にボクシング大会への出場を進められる。中国に亡命した父親やジナが来る前に韓国で新しいスタートさせていた母親などジナの周囲の人々を巻き込んだドラマが繰り広げされる。

テーマだけに製作費、出資を募るが難しかったようです。さらに女性がメイン、シナリオが平面的、キャストが有名な俳優を使ってないなどあったみたいです。エクストリームジョブの制作陣に巡り合って出資の話が急激に進んだという裏話も面白かったです!
KUBO

KUBOの感想・評価

3.2
今日は『ファイター、北からの挑戦者』をFan’s Voice独占最速オンライン試写会にて鑑賞。

脱北者の女性が韓国でボクサーとして闘う物語って、設定は大いにおもしろそうなんだけど、肝心のボクシングへのこだわりが今ひとつ。

たとえば、

ライバルの女性ボクサーがいかにもエクスサイズ代わりにボクシングをやっていそうな細身の美女だったり、

ヘッドギアどころかマウスピースもしないでスパーリングって、あり得ないでしょ。

試合シーンのカメラワークにも工夫がないし、ボクシングの迫力が伝わらない。ボクシング映画には素晴らしいものが多いし、どうしても既存の傑作がものさしになってしまう。

ボクシング映画だと思って期待するとだいぶ肩透かしだ。

韓国での暮らしを始めて早々セクハラにあったり、脱北者というだけで偏見や差別を受けたり、

子供の頃に自分を捨ててひとり脱北して新しい家族のいる「母」を訪ねたり、中国にいる「父」が公安に捕まったり、

ジナは「脱北者」として韓国で様々な苦労や経験をする。その苦労がボクシングで努力する姿と重なっていく演出意図は興味深いが、エンターテイメントとしては消化不良。

ボクシングを題材に選んだのなら、ボクシングに才能があるとわかってから、もう少しわかりやすく他を圧倒するチカラを見せつけてワクワクさせたり、要所要所で試合にスッキリ勝たせてストーリーに勢いを付けたりできるはずなんだけど、最後までカタルシスを感じさせてくれないのはどうなんでしょう?

題材の設定には大いに惹かれるんだけど、『野球少女』と似たような物足りなさを感じた。
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