世界の全ての記憶の作品情報・感想・評価

世界の全ての記憶1956年製作の映画)

TOUTE LA MEMOIRE DU MONDE

製作国:

上映時間:22分

ジャンル:

3.7

『世界の全ての記憶』に投稿された感想・評価

「記憶するための場所」としての図書館。
増築を続けてるってのがなんか面白い。
このレビューはネタバレを含みます

人間の頭脳のように貪欲に知識を集める国立図書館。その中に貯蔵され、積み重なり、埋もれ、本来の価値を奪われた膨大な活字。囚人のように番号を振り当てられ、牢屋へと押し込まれた本の山は人のように健康を管理…

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いやー。『夜と霧』のあとにこれか。

記録されていることにしか存在したことの証明ができない。我々はその内すべてを記録し、保存する。もし失われれば…

きっと戦争も経験して、記録が失われるということも…

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犬
-
アラン・レネの美的性向いいな
マリエンバートとカメラワークや音楽の傾向が同じ
なんかボルヘスを思い出した
製作ピエール・ブロンベルジェ。撮影ギスラン・クロケ。台本朗読ジャック・デュメニル。フランス国立図書館のドキュメント。ワイズマンの『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』 と比較してみるのも良し。
tntn
-

面白かったー。
アーカイブや想起、記憶(メモリー・スタディーズ?)について最近興味が湧いていたから、前のめりで見ていた。
一冊の本が、「世界の全ての記憶」が所蔵されているパリの国立図書館にアーカイブ…

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【アラン・レネ】
2010年発、存命する最高の映画監督ランキング 50人 (米誌「PASTE」 発表)第33位。
土星
3.7
ヴァルダっぽい人が本読んでると思ったら本人出てたのね笑
場所をどう撮るか、という問題。
3.8
アラン・レネによる、図書館ドキュメンタリー。まずもって、ロケーションが素晴らしいから自然と、画にも見応えが伴ってくる。
5.0

「去年マリエンバートで」のBlu-rayについてた短編。パリの国立図書館についてのドキュメンタリー。全然こっちの方が面白かった。
マリエンバートでも思ってたけど、この監督カメラワークと編集が上手いな…

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