西川美和(ゆれる)
14歳で少年院に入り、前科10犯6入。通算28年間を塀の中で過ごしてきた男の話。
普通であることの難しさ。
普通に生きるために我々はいかに多くのことに対し耳と目を塞がされている…
数少ない映画監督で観る映画。
役所広司の純粋なおじさんが、出所後、社会と上手くやっていくお話。まわりの人のサポート有りながらも、短気は損を体現するけど、その人柄があって支えられて人生をやり直していく…
正直ものはバカを見ると言うかなんと言うか、今まで見て見ぬ振りをして来たものが一気に押し寄せて来て苦しくなる。世間ってこんなもんよなってテキトーに生きれてる自分の安心感とそれの一部なんだよなって思わせ…
>>続きを読む©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会