すばらしき世界の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『すばらしき世界』に投稿された感想・評価

磨
4.0

直木賞作品「復習するは我にあり」著者・佐木隆三の小説『身分帳』を基にして西川美和監督が作り上げ、役所広司が主演を務めた邦画作品。
13年の刑期を終え出所した元殺人犯の実在の男性をモデルにした作品。奇…

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i
4.6
真っ直ぐすぎる三上の生き様、成長に感動

「人生に満足をしていないからレールに乗った自分たちも、レールから外れる人を許せない」
yumi
4.2

役所広司の演技が素晴らしいからこの人の暴力暴言でしか解決することを知らない社不すぎる人柄に見てて最初はいらいらした。

だけど助けを求めに兄弟のところに行って
シャバの世界は空が広い
その言葉になん…

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邦画の名作
ある意味心が綺麗で、すごく不器用で、

すっごい良い映画だった。

恐らく「すばらしき」を皮肉と捉えてタグにされてるのかなと思うけど、それは視聴者視点での見え方で、三上視点では素直に素晴らしき世界だと捉えてのタイトルと解釈した。
三上の社…

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社会に馴染むということは個性を捨てること

これほどピュアな人間がなぜ犯罪者にまで転落したのかというプロセスについて、虐待された子どもは脳に損傷を負い、生涯にわたり社会不適合者になってしまうっていう明確な理由を示しつつも、だれのせいにもせず必…

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4.5

13年の刑期を終えた三上さんは、旭川の刑務所を後にした。
「もう戻って来んけんね」福岡の訛りは、北海道に服役しても取れないのは、三上さんが自分というものを貫いているからだ。
前科が付いた人の社会復帰…

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