本作もまた人種問題を扱ってはいるけど、それが他作品とは異なったティーン若者のヒヤリとした恐怖体験と、それを二度と味わいたくないという気持ちを糧に抜け出すことを決意する"回想"劇は肩透かしか?観客・見…
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これはなかなか複雑な気持ちにさせられる映画でした。
劇中でも「藪の中」が登場するけれども、この映画もそういうトーンを狙ったようです。
思いっきりグレーゾーンなお話なので、もし自分が遺族側であれば…
2021年126本目。
何故優等生の少年が強盗殺人罪で捕まってしまったのか、少年が語り手となって回想から紐解いていく。
ちょっと色々中途半端だった気がする。もっと人種的ステレオタイプであったり、…
法廷、冤罪、人種差別──重要なテーマであるが、映画としては物足りなく感じた。
タイトルは未成年の黒人少年に向けられたもの。あまりに残酷だが、SNSやニュースで見る現実でもある。逆に、現実にあるから…
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強盗殺人の容疑で捕まった少年の裁判を主軸に事件の真相について紐解いていく法廷劇でしたが「シカゴ裁判」みたいに台詞が多すぎることもなく、字幕で見ても余裕で理解できるくらいのスピード感だったのでゆっくり…
>>続きを読む道徳教材の様な映画
主人公は映像を学ぶ学生で、その授業シーンで黒澤明監督の『羅生門』を引用し、真実は数ある側面の一つという事を説明していたが、それがすべて回収している様な感じがした
法廷が白黒、眩し…