見る側との距離感がなんとも心地いい映画。
内容はなかなか重いのだけど、なぜか観ていて楽しい。
それはたぶんいい感じに謎があるからだと思う。
分からな過ぎず、分かり易過ぎない。語り過ぎず、語らな過ぎ…
希望とは、明るくてきれいなものとは限らない。この映画に、暗くて汚くて、痛々しい希望の存在を見た。
確かに重たい内容ではあるが、あらすじや予告編から想像するほど鬱屈とした映画ではない。
狂犬のような…
映画「轟音」を鑑賞。
日本しんどい映画かと思ったら、骨太ダークヒーローモノで眠気はぶっ飛びました。
人は限界の手前で自分を騙している。
固定かつフレームに納められた画面。
限界を超えた時、ギリギ…
悩んだり、苦しんだり、考えたり
生きてるのが少し嫌になる時のことを思い出す
俳優さんが本当に素晴らしい
そこにいる人にしか見えない
だからこそ、余計に「生きてる」ことへの証明を感じる
監督が言っ…
どうしたもんか、めっちゃ言語化に困る映画だった。一言でいうと「人生」だった。
観終わったあともっと暗い気持ちになるものだと思っていた。でも違った。エンドロールでひたすら泣き、あとはスッキリしてた…
カナザワ映画祭にて。
暴力でしか抗うことのできない閉塞感。個人的な願望だけど地方での上映館がもっと決まっていけば嬉しいな。都会の人間には、地方から上京しててもその場に根を張ってしまった人にはこの感…