ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「真夏の夜の夢」の作品情報・感想・評価

ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「真夏の夜の夢」2019年製作の映画)

National Theatre Live: A Midsummer Night’s Dream

上映日:2020年07月10日

製作国:

上映時間:190分

「ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「真夏の夜の夢」」に投稿された感想・評価

公爵夫妻と妖精夫婦を同一役者に演じさせたり、挙句の果ては、オベロンとティターニアのセリフや設定を入れ替えたりと、あまりにも遊びが過ぎる。あんなことをする意味がわからない。ニックも騒ぎすぎであまりに品がない。客席の中で演じるのも、落ち着いて観ていられなかった。今の時代、シェイクスピアをオリジナル通りに上演する必要は、たしかにないが、今回の改変は、必然性が感じられず、「いままでとちがうものにしたい」との思いだけで、こんな演出にしたような気さえする。
なお、この欄の邦題は、間違っていますよ。
×「真夏」→◎「夏」
rain

rainの感想・評価

4.3
NT at Homeで。
大好き過ぎて禿げそうなブリッジ夏夢。映画館でも見るから待っててね

このバージョン好きすぎて最近夏夢追っかけてたのはこれの為だったんだと本気で思った。
いい意味でポスターとのかけ離れ具合がえぐい。

オベロン役として美味しすぎるしこの俳優さんも絶妙に上手い。。

パックもオベロンもティターニアも若者4人もどのバージョンより最高すぎる。極めつけはボトム。ハメドくん自粛期間の配信で見慣れてしまったしお顔覚えてしまったし才能に溢れてて追っかけざるを得ない……笑


And through she be but little she is fierce!



https://www.instagram.com/p/CCLvMMOF4Tj/?igshid=5rnh1p99479
Michelle

Michelleの感想・評価

4.0
シェイクスピアの有名な喜劇を“セリフを言うキャラクターをちょっと変えた”だけでこんなにも大胆かつ現代的にアレンジできてしまった傑作。ずっと爆笑してしまったし大円団!ハッピー!って感じでめちゃくちゃ楽しかった。ビヨンセ神輿というパワーワードは理解した。
冒頭での家父長制盛り盛りの陰鬱な空気感も凄まじくて、ガラスケースにしまわれたヒポリタや「娘は父親が決めた道に従って生きなければならない」と言われるハーミアなど女性が抑圧された現実社会の描かれ方が強烈だった。
Fumina

Fuminaの感想・評価

4.1
最高に楽しかった!!

空中で繰り広げられる妖精たちのアクロバットが美しく、とても素敵な舞台。
そして何より爆笑に次ぐ爆笑!!

帰りはビヨンセで歌い踊りながら帰りたくなる作品笑

それぞれ演技は素晴らしかったけれど、特にパック役の人間離れした所作や声色には恐ろしささえ感じる一方、どこかセクシーで可愛らしく惹かれてしまう演技はまさに妖精。

平場をステージも俳優も観客も動き回る舞台構成は、見た事のない一体感と躍動感があってとても面白かった。これは生で観たい。
可動式ステージの周りを取り囲みステージに合わせて動き回る観客は、まるで登場人物たちを取り囲む生きた森のよう。
観客の動きやそこで生まれる一体感も作品の一部となっていて素晴らしかった。
映画館で見ていても、こちらまで声を出して笑い、曲に合わせて体が動き出してしまうほどの一体感だった。
Yukako

Yukakoの感想・評価

4.0

シェイクスピアの格調高い台詞が聞こえてくる中、所々ダンスホールみたいになって、もはや想像を超えすぎてぽかーん。

スタンディング観客の真ん中に舞台があって、観客がみんなお揃いの青いお花のカチューシャつけてたり、エンディングでは手を繋いでくるくるまわったりしてる演出も見てて楽しい。

劇中劇も出てくるから、劇の中の劇を見てる観客たちをまた映画館の画面越しに見てて…もうなにがなんだか!メイクも衣装も演出も、サーカスみたいで楽しかった🎪🐴🧚‍♀️

ロンドンの劇場に行きたいー!
シェイクスピアってこんな風になるのか!!と衝撃をうけた

まず舞台が素晴らしい
盛り上がる5つの舞台はとても効果的に使われていて、抽象的な空間だけど、抽象劇とはまた違ってとてもシーンの切り替えが分かりやすい。そして見ていて飽きない。
舞台上でシーンが変わっていくのとも、360度シアターでぐるぐる回っていくのとも違う。本当に空間そのものが切り替わっていくのが素敵。

さらにお客さんはその舞台の周りに立見!
夏の夜の夢は森の中でシーンが展開していく為、観客は森役にあたるらしい。
3時間立ちっぱなしは大変そうだけど
頭上で繰り広げられる妖精たちのアクト、周囲で盛り上がり展開されていくシーン。
役者も観客をすごい巻き込んでいて、本当にその世界に放り込まれた感じであっという間なんだろうなぁ…是非私も立見したい!
そしてその観客に危険がないように混ざって誘導しているスタッフは大変そうだなぁと思いを馳せた笑笑

演出も素晴らしかった!古典作品とは到底思えない。空中でのアクトや衣装、舞台装置、音楽、ライト、新しい演出ととてもモダン。キラキラした妖精たちのメイクや衣装大好き!ニコラスハイトナーすごい。
オーベロンとティターニアの役割を反対にする事で女性は男性(夫や父)のものであるという認識や異性愛が当たり前であるという、古典作品の問題(その価値観が書かれた当時は常識だからしょうがないけど、現代では問題になりうる、でも作品としてそこを崩すと成り立たなくなるのでは、みたいな葛藤)も難なくクリアしていた。
例えばディズニープリンセスのガールズエンパワーメント問題も、こういう手法でなら解決できるのかなぁと感じた。

シェイクスピア、古典って日本で言えば能や歌舞伎、落語に当たると思う。
なのにこの違いはなんだろう。
“伝統”への固執、敷居の高さに重きを置いていては廃れていくのだろうなぁと感じた。
現代に合わせた新解釈や、新しい演出に感銘を受けることで、日本の若者に興味を持ってもらえるし、世界に輸出することができるものになるかもしれない。そして、その作品を好きになってもらうことで、その本家にも興味を抱く。このままじゃ能も歌舞伎もただただ日本の若者にも、世界にも親近感のない、理解し難い物のままだなぁと感じた。

本当に素晴らしかった!!
chaooon

chaooonの感想・評価

4.4
今度はNational Theater Liveで夏の夜の夢を✨✨

先月観たばかりのジュリー・テイモア版も、ファンタスティックでクレイジーな感じも好きだったけど、また全然違う演出‼️‼️
こちらはまた違った意味の奇抜さと見事なアクロバティック✨✨
サーカスみないなエアリアルダンスでクルクル回る妖精たちに魅了される🧚‍♂️

こんなにエキセントリックでセクシーなパック観たことな〜い😍

舞台の形態も観客に取り囲まれた包囲型。
観客の間を縦横無尽に動き、形を変えるステージが、妖精の森を彷徨い歩く感じを強調するようで良い◎

しかも座席はなくスタンディングみたいなんだけど、3時間の舞台を立見とは観客も熱いなぁ🔥

演出も観客巻き込み型で、役者も人混みを掻き分けて、絡んで、空間全部を演出に組み込んでしまうとこがまた面白い❣️
ラストシーンは本当にそれが見事で、なんとも言えない美しさに満たされる✨✨
これは生で観たらさぞ感動するだろうなぁ🥺✨

GOTの強く気高い女戦士役がカッコ良かったグェンドリン・クリスティーが、今作では妖精の女王ティターニア🧚‍♀️
普通だったら、魔法に掛けられロバ耳男の虜になってしまう哀れで滑稽な役だけど、今作の凄いところは、王と女王の立場を反転させた、新解釈の演出‼️

観始める前はなんて大胆な!?と思ったけど、予想以上に自然だし、逆に今まで引っかかって部分が気にならず、女性が仕掛ける方がシチュエーション的にも合うような気がしたな!
ティターニアが見せる、ヒステリックさ、無邪気さ、気紛れさ、余裕の笑みを浮かべる優美さ♬
それでいて抱擁感ある慈愛に満ちている面もあって、グェンドリンの色んな顔が観れて素敵だったなぁ💕

そしてこの方がずっとずっと面白かった✨✨めっちゃ笑った〜🤣
オーベロン可愛い過ぎだ😍王としての威厳を見せる姿と、恋に溺れて骨抜きにされた姿のギャップがたまらない〜🤣
芸の細かいTKBとお尻の自己主張もヤバ凄過ぎだわ‼️

ロバになっちゃうボトムも最高🤣この人めっちゃ面白い✨✨

森へ迷い込む男女4人のひっちゃかめっちゃかも、さらに複雑に🌀
こっちも新しかったな✨
そしてドMが過ぎてパンチのあるヘレナがめっちゃ好き〜🤣❣️
メインの女性3人ともかっこよかったなぁ☺️

幕間のニコラス・ハイトナー監督のインタビューで、「これは人間讃歌であり、自由と解放の物語だ」(ニュアンスなので正確ではない💦)といった言葉があったけど、まさに性を讃えるような多幸感に包まれる演出だったなぁ✨✨
朝を迎え魔法が解けて、夢から覚める場面で、光り輝くレインボーカラーが性の多様性と、迷いからの解放、本来の自分らしさを後押ししてくれるような、「夜明け」を象徴しているようだった🌈

シェイクスピアの作品では喜劇にあたる今作だけど、やっぱり現代で観るには、なかなか笑うとこまではいかなかったのよね💦

でも演出でこんなにも面白くなるとは、なんか♾の可能性を感じるなぁ✨✨

さすが厳選されたNTL‼️
外れってないのか‼️
今週末から始まるシネ・リーブル池袋のNTLive夏祭りも楽しみ過ぎてヤバい🤩
観れる限り通いたいわ、これは‼️‼️
東京の感染状況次第だが…😭

とりあえずNTLで初めてパンフが手に入って嬉しい🤩
今までないと思ってた💦
やや

ややの感想・評価

4.5
なんという人間讃歌!!!!
幕間で語られた人間は滑稽でも輝いているが見事に表現されてました!!!!
そして、ほんのり恋したくなった。なんかすごいや〜

そして、これスタンディング大勝利ですね、現地でスタンディングで見たい!!

Beyonceのlove on topでこんなに幸せな気持ちになれるなんて♥
従来のカテゴリーに分類出来ない激やば衝撃エンタメ体験すぎた。。

本当にそこにいるみたいに楽しくて空間全てを巻き込んでくれる!エンタメってこういうことじゃんんんんんって全身がワクワクする感覚。

見終わった後、どうして私はあの場所にいなかったんだろうって後悔する。

ブリッジシアターの舞台装置もすごすぎる。自由度が高くて表現の幅がえげつない。行きたい場所リスト追加だ〜!

ストーリーもとても気持ちのいいものだった。みんなが思い思いに激しく自分の感情をぶつける。それを否定する人はいない。花の魔術がきっかけではあったけど、いろんな愛情の形を観客席含めてみんなで肯定して応援する雰囲気が素敵だった。

NTL作品また絶対に観に行きます!現地にも!!!
飯

飯の感想・評価

4.6
現地に行って、参加したい。
日本にはない演劇の形。
新しい価値観を与えてくれた。
最高です。
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