夢のアンデスの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『夢のアンデス』に投稿された感想・評価

3.5

雪が積もったチリの美しい山脈とは裏腹に、とても悲しい映像ばかりで昔の第二次世界大戦を思い出してしまった。

本当に同じ人間なのか、2度見3度見してもやっぱり同じで、3.11のような地震やコロナよりも…

>>続きを読む
2.5

美しくも峻厳なアンデスの山々に祖国への複雑な郷愁を託して描かれるチリの歴史と今の姿。軍事政権の下に深く刻まれた傷を語り継いでいこうとする使命感には全く頭が下がるが、新自由主義的経済政策とその結果とし…

>>続きを読む
3.2

「国破れて山河あり」そんな言葉が似合いすぎる。杜甫も草葉の影でにっこりでしょう。何せアンデスの山々が美しすぎた。
 クーデターから民主主義の復活まで、変わらず雄大なアンデスが度々映されるのが印象的な…

>>続きを読む
4.0

これはスゴイ。
アンデスの雄大な美しさの
ドキュメンタリー、と
思っていては裏をかかれた。

クーデターにまつわる人と
チリの実話。
まざまざと当時の映像に
打ちひしがれる。
次世代へ残さないといけ…

>>続きを読む
3.7

アマプラです。1973年のクーデター時の映像が中ほどにショッキングなほどあります。全然知らなかった。カンヌ映画祭受賞したとのことで期待してましたが、アンデス山脈の映像の間に挟まれた悪魔のような時代の…

>>続きを読む
michi
3.7
アンデス山脈の銅は、多国籍のもので、チリのものじゃない所に驚きました
幽霊列車、やばいです!
まだまだ、世界中には私の知らないことで溢れています

2019年、チリ、ドキュメンタリー。

作家や彫刻家、映像作家(ドキュメンタリー)のインタビューを交えながら、チリの60%の面積を抱くアンデス山脈と、ピノチェト独裁政権下のデモと抑圧、犠牲になった人…

>>続きを読む
スローコアのLowを聴いているときの感覚をおぼえる。 
「もし敷石が人の言葉を話せたなら 多くの血が路上で流されたと証言しただろう」

改めてよく生き延びたなと思わされるパトリシオ・グスマン監督。この語り口と語り声には毎回惹き込まれる。冒頭から圧倒される天の視点というか視線。海や原野を見てきたこの視線が見おろすアンデスの山々は、まる…

>>続きを読む
アンデス山脈とチリの政治に絡める必要性が余り分から無かったですが、亡命せずに映像を長年とり続けたカメラマンの方に感銘を受けました。

アンデスといえば、「アンデスの春」という歌を思い出します。

あなたにおすすめの記事