国境に向かい行方不明となった息子を追いかける母親は何を知るのか。
映画において"境界"とは非常に大事な要素で、それをどう映像的に可視化できるかが「映画的」快楽を引き出せるに関わってくる。本作は国境…
国家の現在の現実の現状の理不尽が人間を殺す。
これがメキシコという国のリアリズム
この静寂の中にどうしようもない虚無と怒りが絶望となって襲ってくる
悪魔が訪れたマテオの回想シーンで字幕をあえて入…
弱者を喰う
メキシコ搾取のメカニズム。
トランプの移民政策の1つである、メキシコ国境への壁建設や派兵はメディアで報道されている周知の事実だが、片やメキシコでは自国内の弱者から搾取しようとする、夢を…
台詞や登場人物は少なく、物語全体を通して暗く静寂な展開が続きましたが、重く幻想的な風景を通して今も続くメキシコという国の深い闇をリアルに描き出してました。行方不明の息子を探し続けた母親が、結末に味わ…
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