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海を待ちながら
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海を待ちながらの作品紹介

海を待ちながらのあらすじ

船長のマラットはアラル海を航海中に大嵐に遭遇し、妻や仲間を失い、一人生き残った。心に傷を負った彼はある決意を胸に、今では干上がってしまった海に戻り、荒野に佇む自分の船と対面する。そして船を引きずって水のない海を横断する無謀な旅に出る。贖罪を求め彷徨うマラットはどこに行き着くのか。

海を待ちながらの監督

海を待ちながらの出演者

原題
V ozhidanii morya/Waiting for the Sea
製作年
2012年
製作国
ロシアベルギーフランスカザフスタンドイツタジキスタン
上映時間
110分

『海を待ちながら』に投稿された感想・評価

開明獣

開明獣の感想・評価

5.0
タジキスタン出身の夭逝した天才映像作家、バフティヤル・フドイナザーロフの遺作を観る🎥

もうかれこれ3週間前くらいに観てたのに、レビュー書かないで放置してた罰でコロナになったのかも🤔

航海に出た船をとてつもない大嵐が襲う⛈️たまたま妻を乗せていた船長だけが助かり、船長の妻も含めて他は全員行方不明に。船の責任者ということで、罪に問われて服役する船長。期限を終えて故郷に戻ってみると、水は干上がり、座礁したはずの船は陸の上だった。ろくろと梃子を使い、たった一人で船を水に再び浮かべようとする船長のお話し🚢

実際に、旧ソ連の強引かつ無理な自然改造計画により、本編の舞台となったアラル海は干上がってしまったとのこと。ひどい話しですな💦乾いた風土感はフドイナザーロフの得意とするところ。今回は、中央アジアのしたたかな生命力もさることながら、失われたものへの執着が物哀しい😢

フドイナザーロフ監督特集では、存命中に製作した6本のうち5本を上映、鑑賞することが出来た。寝たふりや亜魔腐羅も、こういう過去の優れた映像作家の作品を発掘して特集配信とか企画すればいいのに・・・😔ことに最近の寝たふりの粗製濫造ぶりには、近寄りがたさすら感じており、そろそろサブスクやめようかとも思ってしまう🤔

やっぱり名画を特集してくれるインディーズの存在って偉大であることを、今回は今更ながらに痛感😌経営、大変かもしれないけど、頑張って欲しいな‼️
netfilms

netfilmsの感想・評価

3.8
 カザフスタンとウズベキスタンにまたがる大湖・アラル海。マラット船長(エゴール・ベロエフ)は妻タマラ(アナスタシア・ミクリチナ)に今日こそ私を連れ行ってと言われ、渋々ながらも一緒に海に出る。ところが航海中に大嵐に遭遇し、愛する妻やかけがえのない仲間たちを失った。9か月後、呑んだくれた男は列車で亡き妻の妹のダリ(アナスタシア・ミクリチナ=一人二役)と再会する。秘かに姉の旦那に好意を寄せていたダリは傷心のマラット船長を支えようと身体を差し出す。客車の中で貪るように愛し合う2人の姿が印象的だ。然しながらマラットは妻タマラの幻影を仄かに醸すようなダリと愛し合ったに過ぎない。そのことにダリの心は疲弊する。だがその一夜の愛はマラット船長の眠っていた気持ちに火をつけるのだ。こうして放蕩息子の帰還はドラマチックな展開になりそうにも思えるが、港町の人々の反応はごくごく冷たい。幽霊船の中にはタマラとダリ姉妹の父親がいて、ある種放蕩息子の帰還に手荒な反応を示す。互いに認め合いながらも、彼の航行判断が許せない義父と加害者としての義理の息子の姿。ここでは主人公も愛する妻の父親も、まだまだ傷の癒えていない弱い男性としての姿を晒す。

 すっかり干上がった海は砂漠の村と化し、その土層からは草すら生えない。この干上がった湖の街そのものが大湖・アラル海のメタファーとも言えるのだ。かつては世界第4位の面積を誇りながら、半世紀で水かさが10分の1まで干上がってしまったアラル海ではもはや漁業では食うことすら出来ず、農業で糊口を凌ぐだけだ。だがマラット船長はかつての漁業隆盛の時代に縛られたまま身動きが取れない。彼は愛する妻やかけがえのない仲間たちがいる場所へ行こうと、干上がった砂漠の上をただひたすら海のように船を漕ぎ出すのだから。その心底とち狂った姿に村の人々は嘲笑をやめないし、彼の存在自体がこの村の呪われた元凶だと揶揄することになる。然しながらマラット船長はここではないどこかを目指して船を漕ぐ。そのフドイナザーロフ史上最も鈍重なガジェットの動きは理解不能な絶望を晒しながら、mm単位で抵抗を続ける。映画はマラット船長とダリとの結ばれぬ愛を前景に据えながら、それゆえ亡き妻タマラへの愛が逆説的に露になる。一方でマラットの親友バルタザール(デトレフ・ブック)はサイドカー付き二輪車を走らせる飛行機のパイロットなのだが、マラットの船に事情ならざる思い入れを捧げる。船の出港停止と共に露わになるのはフドイナザーロフ映画における父子の不和だろう。マラットと義父の関係性もバルタザールと不良息子との関係性も結局は上手く行かない。クライマックスの幻影はフドイナザーロフが生涯夢見た地政学的な希望に他ならない。住処を追われ、旧ソ連体制崩壊後も祖国を追われ、タジクではない別の場所で映画を撮り続けるしかなかった彼の人生は最期まで報われることがないまま、祖国から遠く離れたドイツの地で客死した。享年49歳。彼が今生きていたらいったいどんな映画を撮ったのだろうか?
昨日も暇なりにいい仕事が当たったりして目標額もクリアいざ出町座へ🚖
今回公開されている監督作品5作品の最後5本目😀🎬

前の席のカップルの女性も通いつめていたのか4本以上見ないと貰えない「デブちんキラキラ仕様ステッカー」を嬉しそうに眺めていた😁




18:40 1F 42席 D2 👨6👩2👫1



バフティヤル・フドイナザーロフ監督作品


船長マラットはアラル海を航海中に大嵐に遭遇して妻や仲間を失い、たった1人生き残る

心に深い傷を抱える彼は現在は干上がってしまったアラル海に戻り荒野に横たわっていた自分の船と再会

その船を引きずって水のない海を横断する旅に出るのだった。。






以下ネタバレ


贖罪に駈られた主人公が干上がった場所にある、かつての自身の船に乗り込み海を目指す人間ドラマ

今回はコミカルな場面が殆んどないシリアスな展開
急逝する監督は死期を悟っていたのか最後は宗教的なオチ
或いは妻と再会する所までは作れなかったのか。。
何となく水が湧いて海になる展開は読めていたけどCGがチープで少し興醒め😅
でもいつもの監督独特の世界観はやはり素晴らしい☺️

自身にもう少し実際に干上がったこの地域の事や宗教的な事柄の知識が有ればもっと理解出来る作品なのかも。。😅


監督の残り1作品は昨日配送GEOに頼みました😀💿

『海を待ちながら』に似ている作品

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