それは神様に言っての作品情報・感想・評価

それは神様に言って2011年製作の映画)

C'est à Dieu qu'il faut le dire

製作国:

上映時間:17分

3.2

「それは神様に言って」に投稿された感想・評価

keroline

kerolineの感想・評価

4.5
この作品を見て思い出す
自分とこの婆さんは学校も行かずに子守の仕事をしていたと聞いた
貧困と子守はいつの時代も心苦しいテーマだと思う
シングルマザー×移民×現実 子供を作ったのも、こんな生活を送っているのも自己責任だから頑張れよなんてそんな悲しい世界があってはならないけれど、セーフティーネットが無いのも事実。不法滞在っていうのがいちばん辛い。
⚪概要とあらすじ
ショートフィルム

コートジボワール人のクンバはパリで2人の子供と暮らす若い母親。アジャは7歳、バカリーは8ヶ月。ある日突然、家政婦である友人の代理を頼まれる。仕事 か子供の面倒のどちらかを選択することを迫られる。心配を胸に仕事を取ったクンバ。子供たち2人きりを家において仕事に出かけるが...。

⚪感想
やるせない。

母と二人の娘。1人はまだ8ヶ月。
働かないとお金がない。働くと子供の面倒が見られない。

不安やストレスがつもりそれが娘に当たる原因にもなってしまって、それもまたストレスになっていて、ぐるぐるぐるぐるしている。

フランスに限ったことじゃなくて世界の至る所でシングルマザーの問題はあったりするよね。顕在化してないだけで日本にも。

子育てと仕事両立がまず難しいのに、女性だから給料を減らされたり、非正規雇用だったり苦しすぎる。

神頼みすることで救われているのかな。

日本は宗教観が違うから私の受け取り方も間違っているのかも。

「子供を作ったのは自分たちの判断だから」とか「自分たちの財力で子供を産むの選べただろ」、「その現状を作ったのは自分自身」みたいなのは違うかなって。
いずれは自分たちかもしれないのにな。

背景が語られないにしろ、もしかしたら働き手の父が亡くなってとか、離婚したけど養育費の契約をしてなくてとか、自然災害でとか、レイプでとか考えようはあるわけだし、国によっては中絶手術だって難しいところがあるのに。
この人たちが悪いんじゃないよ。

自己責任論は物事を簡単にするけど救われる人もいないし、何の解決にもなんない気がしてしまう。

ただただ悲しくなった。



⚪以下ネタバレ



ラストの電車に乗ることを躊躇うような表情の母親がなんとも言えない。

⚪鑑賞
YouTubeで鑑賞。
りか

りかの感想・評価

3.3
子ども達を養うために、夜間乳飲み子を置いて働かなければならない母親。
自分を責めるがそうするしかない現状。観ていてつらくなった。
母子家庭で、5歳ぐらいの女の子と生後5ヶ月ぐらいの赤ちゃんを必死に育ててる母親の話。

仕事に行くにしても、下の子を預ける園がなく
置いて行くザマに…

仕事中も、気になって仕方ないでしょうね
観てて、辛かった。

上の子も、八つ当たりされて可哀想に…

稼がないと、生きて行けないし、子供達も気になるし、ホント、誰か赤ちゃんを見てあげてほしい!
kirito

kiritoの感想・評価

3.0
【勤労】

シングルマザーでありながら2人の子供を育てる母。
冒頭からまだ小さな子供を一人置き去りにしていくから死にやしないかと恐怖でしかなかった。

父親は一体どこへ?という話なのだが、フランスは生活保護制度や育児手当はやはり充実してないのだろうか。その点日本は最低保証があるからやっぱりすごい国だなと思う。国民皆保険しかり、日本のセーフティネットはやっぱり素晴らしい制度だよ。

2020.5.25
育児と仕事の板挟みにあるお母さんの、泣きたくなるような辛い気持ち、本当によくわかる。不安な表情で電車に乗る姿が辛かった。しかも職場では偽名を使うように言われていたから、彼女は何か他の事情も抱えているようだった。
こんなお母さんの苦悩を少しでも減らしてあげたいと思った時、これは彼女個人の問題ではなく、もっと大きな、社会の問題なのだということに気づく。苦しい彼女の日常のひとこまが、それを体現している。
s

sの感想・評価

3.7
現実をそのまま映画にしたような作品 八方塞がりのような苦しさの中長女と笑って過ごすシーンにとてもホッとする どうか毎日がそうであれますように
yuki

yukiの感想・評価

3.3
小さな子供を家に残してでも、清掃員として働かざるを得ない女性。帰りの時間を気にしているのは、サボりたいからではなく子供のことが心配だから。優しくて逞しいお母さんだなあと思う反面、こんな張り詰めた糸のような生活を続けさせる社会であってはいけないと(今のこの世の中だからこそ)強く思う。
MOE

MOEの感想・評価

3.5
ドキュメンタリーを観ているかのようなリアルさ。

心の拠り所が神であっても、実際に神は自分の目で見えないし、直接願いを伝えることも出来ない。
そう考えると辛いけど、裏を返せば、姿が見えない存在だからこそ、そこに頼ってしまう、っているのもあるんだろうなあ。

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