もだえ苦しむ活字中毒者 地獄の味噌蔵の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『もだえ苦しむ活字中毒者 地獄の味噌蔵』に投稿された感想・評価

3.3

目の前に人が突然ヌッと現れる反射的な恐怖演出が既出。みんなの言う通り伝道師=洗脳の主題が現前化しているが、ここではまだギャグの範疇に留まっている。杖ついて追いかけてくる大杉漣の奇形的なビジュアルはほ…

>>続きを読む
unko
-

活字中毒の編集者、諏訪太朗を句読点の「。」を打たない大杉漣が追いつめる物語。原作は椎名誠「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」。

ディレクターズカンパニーの末席の黒沢清監督。脚本は富岡邦彦、大阪で…

>>続きを読む

コンセプトとシナリオとオチ、全てがしょーもなくて良い。ギャグ映画。ほぼセット撮影だしカメラも動かないし静画もキマらないしであんまり見所がなかったけど、清特有の軽薄さ全開の若者が見られたのでまあ良しと…

>>続きを読む
椎名誠の原作を富岡邦彦が脚色した黒澤清作品。出版社社長が、いかれた大杉漣に味噌蔵に閉じ込められる。
これはそんなに面白いとは思わなかったです
ただ、建物を高さで使うのが面白いです
何を見せられてるんだという感じだけど、あの家の庭までの入り口とかロケーションがすき
2.7

自身著作の自称大作を大杉漣の編集長に読んで貰うためのドタバタストーリーのドラマを集めたDVD。ドラマというより舞台のよう。
大杉漣の全身での演技もエネルギッシュであるし、久しぶりに加藤賢崇さんの声と…

>>続きを読む
4.5
面白い、音楽がずっと良いし、ヘンテコな内容も妙に受け入れてしまう

マジで「危ない話」と「地獄の警備員」のちゃんと間の作品になってて最高。伝道師の単語にもブチ上がらざるを得ない。
演劇的でもあり、誤りを恐れず言うとアニメのL/O的でもある平面さと奥行きの楽しさが混同…

>>続きを読む

初期の黒沢清に対してはどちらかと言えば苦手意識が強いのだが、これはかなり面白い。脚本はplanet+1の富岡邦彦。低予算ながら味噌蔵の撮影法は古典ホラーのような贅沢さを感じられる上に、味噌蔵の外のロ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事