お天気お姉さんの作品情報・感想・評価

お天気お姉さん1995年製作の映画)

A Weather Woman

製作国:

上映時間:84分

4.0

「お天気お姉さん」に投稿された感想・評価

「自分の可能性への挑戦」を信条にしている、意志堅固な新人女子アナ(水谷ケイ)が、自身の性的魅力を利用しながら、高みを目指していく。安達哲原作の同名コミックを実写化した作品。日本ではVHSリリースのみだが、なぜか海外のマニア層に人気のため、海外ではDVD化されている。(私はうろ覚えながら原作を読了済み)

原作の人物相関図をそれなりに再現しているが、シナリオは大部分において脚色されている。主人公の気丈な振る舞いと庶民性(劣等性)の「ギャップ萌え」が機能している原作に対し、本作では主人公の「奇人変人ぶり」に注力したような内容。超自然的な現象が起こりまくるエロバカ路線なので、鑑賞する側にも寛大な心が必要になる。

昇格ばかりのことを考えている主人公と、その他の女子アナの確執がメイン・ストーリー。天本英世が好色エロ爺の会長を熱演しており、フランスから帰国した会長の娘(白島靖代)が主人公のライバルとして登場する。

レギュラー番組の奪い合いでは、単なる天気予報がハチャメチャな内容に変貌していくのが抱腹絶倒。最初は女子アナがパンチラする程度なんだけど、バーレスク調のミュージカルにまで発展してしまう。些細なことでクヨクヨしているのがバカバカしくなる、正しいコメディ映画の在り方を示している。実に素晴らしい良作。