白黒映画を撮ることは、ポン・ジュノ監督にとって長年の夢だったという。彼がかつて憧れた黒澤明やジョン・フォード、ヒッチコックの古典的名作は、その多くが白黒映画であり、ポン・ジュノの中では白黒映画=〝巨…
>>続きを読む鑑賞2回目。
今回は“モノクロバージョン“で観る。
いい!
モノクロ!
ぜんぜん違う!
雰囲気がグッと上がる。
半地下の暗さと、感じるにおい。
サスペンス要素にさらに重さがでる。
ぜひモノクロで…
5年前、本作で初めて韓国映画を観た。
映画館で受けた衝撃はいまだに忘れられない。
こんなに匂いを感じる映画体験は初めてだったから。
張り巡らされた伏線、社会問題をエンタメに落とし込む巧さ、役者陣の引…
地下と地上。
湿った匂いと乾いた日差し。
螺旋のように捩れた格差が、見えない階段を介して、静かに、そして確実に人間の尊厳を侵食する。
家の寄生は、巧妙さではなく、必然だ。
「そうするしかなかった」…
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