19世紀のイギリス。海沿いの田舎町で化石発掘を生業として暮らすメアリー。彼女の元にロンドンからやってきた地質学者のロデリック。彼は鬱病気味の妻シャーロットを療養がてら預かって欲しいと申し出る。
石と…
雰囲気を感じる作品という印象。
というのも登場人物の心情をいまいち読み取れなかったから。
(わかったのは音楽会のシーンで嫉妬しているところくらい)
感情が昂って交わるシーンはすごくセクシーだった。
…
イギリスの小さな港町。そこでの生活で埋もれてしまいそうな化石収集学者と、その町を訪れた、退廃的な若き資産家の妻。ともに日常への不満を心の奥底にしまいこみ、現状をやり過ごす自分を満たしてくれるものが、…
>>続きを読むイギリスっぽい曇天と、決して表には出来ないけど、信念のあるあったかい2人。
燃ゆる女の肖像と時代とか世界観とか似てたけど、どっとも好きだなぁ。
主人公がタイタニックのローズって最後まで気づかんかっ…
Natalie Holderbaumによる批評を受けて。
『燃ゆる女の肖像』では男性の視線が完全に排除された空間で、女性二人が徐々に親密になっていく様子が描かれる一方で、本作における女性同士の関係は…
共通点が多いので『燃ゆる女の肖像』と比較されるのはわかるけど、これはこれで良いのではという感想。
「自由な鳥を金の鳥カゴに入れたいの?」というメアリーの台詞は直截的すぎるけど、そうとしか言えなかった…
1つだけ合わないところがあっても、1回だけ怒鳴り合ったとしても、繋いでいきたい人との関係はそう簡単には断てないんだよ、
と人付き合いを避けてしまう私に教えてあげたい。
.
.
シアーシャローナン、ケ…
© The British Film Institute, The British Broadcasting Corporation & Fossil Films Limited 2019