ほとんど原作通りだが、どこが物足りないのは、語り部としてのネリーの存在感がほとんどないから。原作の面白さは全知の存在がいないことにあるのだと再確認した。とはいえ、犬に襲われるシーンや舞踏会は見応えが…
>>続きを読む昔、ライトノベル「文学少女」のエピソードのモチーフになっていて、読んだ時から何となく気になっていた。
映画の方が丁度いい長さなので鑑賞。
古典、下敷きにされてきたであろう話。
作りの関係上、キャ…
世界三大悲劇の1つの一番古い映画化(たぶん)。
一筋縄ではいかない愛という感情がグラデーションのように変異していく過程が面白い。使用人を語り部とすることで観客は過去に何があったかを想像せざるを得なく…
E・ブロンテの『嵐が丘』アダプテーション。
原作の前半部分のみを映画化したものなので細かい改編はあるものの、最初のロックウッドが嵐が丘を訪ねるシーンから、幼い頃のキャサリンとヒースクリフが鶫の辻を訪…