Night Cruiseの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『Night Cruise』に投稿された感想・評価

3.9

水面に映る光、対岸にそびえ立つ工場、ナイトクルーズとしての観光船が、都会の中にあって、川という自然との共生や人間との歴史について想起させる。よりアヴァンギャルドな試みとして現代に蘇ったヘイルズ・ツア…

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4.0

小田香短編ベスト。三つ並びのガントリークレーンを捉えた仰角はまるで神話的な壮大さ。中央のクレーンに突如光が投げかけられる、カメラはティルトダウンし、並走するもう一艘のボートを捉える、左右に振れるサー…

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ha
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いちばん好きだった
夢見心地
水、火、光、闇、そういうものを視るちからにこの人はすこぶる長けているとおもう
本作も然り、カラックスの三部作、書かれた顔、夜の川にはなんか物語が始まりそうな予感があるのか、なんか強く惹かれる。
セノーテもそうだけど、水の撮り方が凄い。夜の揺らめく水面。二つの素材使ってんのかな、途中ちょっとテイストが変わる。

これもよかったです。水面や3棟のクレーンとかスティールなのにムービーというか、ムービーなのにスティールというか…そういうのが小田監督らしさな気がする。ここでも乗り物から撮影されていた。最初と最後でカ…

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a
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記録忘れ

「ひらいてつぼんで」「FLASH」「色彩論 序章」「Night Cluise」「鉱 ARAGANE」と観ていけば「セノーテ」の必然性が浮かび上がってくる
闇夜を走る舟によって、波打つ水面は艶めかしいというよりはどこか暗くて汚くてドロドロしたものにすら見える。だからこそ遠くに見える工業地帯に目を惹かれる。
ひる
4.0
楽しくて綺麗でロマンチックなナイトクルージングも小田さんの手にかかると不気味な空間移動の旅と化す。
町蔵
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2019年/7分

◆大阪の水路を巡る「梅田哲也/hyslom 船・2017」に研究員として参加した際に撮影した素材と、翌年のクルーズ船ツアーで撮影した素材を合わせ一つの作品にした。魅惑的な夜の河に…

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