旧東ドイツ出身のトーマス・ハイゼ監督の祖父の時代から自分も含めた100年間。
家族の手紙や日記、宿題、写真を使い独特な構成によって個人の歴史とドイツの歴史が身近と俯瞰がからみあい見ごたえがあった。…
テキストを読み上げ直し、再構築する。
今まさに収容所へ送られようという人の、最後の手紙なんかは特に、緊迫感と恐怖が伝わってくる。
手紙を書いている本人は、リアルタイムに実況するかのように書いてい…
当時の資料とともに自分の家族を語っていく編成の映画では、やはり多少なりとも娯楽として退屈感はあるものの、よく耳を傾けてみれば壮絶なハイゼ家100年の人生が伺える。祖父の禁忌であるユダヤ人との混血婚、…
>>続きを読む正直全然頭に入ってこなかった。
ドイツ人ならこれがスッと理解出来るのか?
字幕上映なので意味があるのか無いのか分からない背景をバックにひたすら字を読む作業。
じゃあ行ったり来たり出来る本にした方がま…
旧東ドイツのモノクロームの映像に、良い声だけど抑揚の無い朗読で、3時間38分のドキュメンタリー。
遺品の手紙や日記、写真などで振り返るハイゼ家3代の百年。一切の説明は行わず、映像と朗読は必ずしも直…