ワン・ビンの二作目はインタビュードキュメンタリー。
ソファーを中心に部屋全体がわかるカットと、鳳鳴(Yang Wang、フォンミン)おばあさんの全身を捉えたカットがほとんど。昼過ぎにインタビュースタ…
ワン・ビンの鳳鳴に対する絶対的信頼 長回しインタビューが一個人の人生を、さらに歴史を、さらに中国の記憶を呼び起こす ドキュメンタリー作家 王兵買ったのでじっくりと読みます もう一度「死霊魂」観…
>>続きを読む歴史博物館の生ガイド音声みたいな内容。写真とか随所に差し込んでくれたらもうちょっとわかりやすかったと思うけど、語りだけで想像に十分なのも確か。あえて穿った見方をするなら、執筆活動をしていたとはいえス…
>>続きを読む反右派闘争と文化大革命の最中に夫と母を亡くした女性の絶え間ない独白。手抜き編集と思うなかれ。権力と情勢によって声を奪われた者の声をショットに焼き付けるには、独白の合間の御手洗いや電話にもじっと待つ辛…
>>続きを読む「自分に聞かせるつもりで話すわね」
ひとりの女性が語り始める。
よどみなく3時間。
ジャン・ユスターシュ『ナンバー・ゼロ』も想起するが、もちろん比べることはできない。
『ドキュメンタリー作家 …
語るしか術がない中、話術がもう半端じゃないから大変。見えるはずがないし、むしろ見てはいけないとすら思うのに見えてしまう。あそこで電気つけちゃうのは正直良い演出だとは思えない。ラストの電話のワンシーン…
>>続きを読む1点台はつけてるやつらは1ミリも話を理解する気がないと言う意味でやばい。「歴史を知る」という意味が生きるうえで作用することは何だろう。
1950年代以降の反右派闘争や文化大革命の粛正運動で数々の迫害…