忌まわしい過去の記憶を持つ、年齢も性別も言語も違う2人の心の交流を描き、分断・対立が進むこの世界に新しい家族、共同体の形を提唱する21世紀の(西部劇だけど)『ペーパー・ムーン』。世界観、人生観を「1…
>>続きを読む1870年、町を渡り歩いて新聞を読み聞かせる仕事をしていた退役軍人のキッドは、ある日襲撃された荷馬車のそばで先住民の衣装を身に着けた少女と出会う。
ジャンルとしては西部劇。でもアクションではなく人…
原題「News of the World」に違和感あったが、町山さんが「世界『から』のニュース」と訳してくれたので、ニュースは人々への「贈り物」だと理解。お陰でお馬鹿な「ラストニュース」がぐっと感動…
>>続きを読む中盤で登場するファーリーがテキサスの象徴だと思った。
メキシコの領土だったテキサス州にアメリカが強引に入植を始めて反発したメキシコとアメリカが戦争しアメリカの領土になったのも束の間に国家を二分した…
各地のニュースを読み聞かせて旅をしている男と、彼が道中で助けた少女の西部劇ロードムービー。
彼は家族を殺され、行く宛のない彼女の唯一の親戚の元に送り届けるために、彼女を連れて旅に出る。
少女がイン…
“インディアンや黒人やメキシカンに奪われない為に”や外のニュースを知る事などタイムリーなテーマもありつつ、レブェナントや野生の呼び声っぽさもあり。
邦題が混沌とした時代に2人で生きていこうって意味で…
おじさんと孤児の旅物語でラストオブアスを思い出した。ラストオブアスではジョエルがエリーと次第に打ち解けていく。
この映画では大尉とジョハンナが言葉もうまく通じないままに絆を持ち、共に生きていくことを…
今観られるべき作品。
南北戦争。ニュース。殺戮。分断。
忘れるのではなく、真っ直ぐでもない。まわりながら進む。
スケール感はあまりないけど、画の美しさや銃撃戦の臨場感、心の通わせる様、上手く纏まって…
トラ公が沈んで どうにか精神の復興に歩き出した米国。
ポール・グリーングラスが選択した舞台は南北戦争から5年を経た、分断と無理解と迫害が蔓延る茫漠たる西部の荒野。
ヘイポールぅ!(長嶋風)ちょっと優…