Club Zero
このレビューはネタバレを含みます
静かながらも過激な思想を持つ栄養学教師に洗脳されていく学生たち。という陰鬱な内容にも関わらず、清潔感とレトロモダンの香り漂う画面と、ミニマルで個性的な音楽が融合し、結果心地良く映画に束縛されていく。…
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グリーナウェイのような対象的な構図、ウェス・アンダーソンのようなカラフルな色。
各々の家庭や立場を表すような色の配色は意図が汲み取りやすいようになってると思った。
ミヤ演じる教師の信念を持った(…
理解できない主義の人々は強い信念を持っている。
それを理解するには、これまた信念が必要。
メタ構造で自己犠牲や極端な信念に基づく行動が、現代社会における過激な思想を反映していると言った具合。
本作…
裕福な親が子供を送り込んでいる「Talent Campus」なる寮制の学校に、保護者評議会の推薦で、栄養学の専門家ノヴァク教授(ミア・ワシコウスカ)が赴任する。
彼女のコースに集まった7人の生徒たち…
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カルトの本質はよく出ている。複数のある意味ライバルといえる関係性によって、互いを監視し、自分こそ一番のエリートであろうとする。そのために加速度的に過激化していく。
ただ難点は、拒食主義の突き詰めた先…
鮮やかな配色の連続と速い展開でエンドロールまで目が楽しい2時間だった。
富裕層向けの学校で新しく来た教師へ盲目的になっていく生徒とその親、各家庭でのシーンやちゃんと伏線を回収してくれたのも印象的。…
オーストリア映画週間2024で鑑賞。
名門校に赴任してきた栄養学のノヴァク先生は“意識的な食事“の大切さを生徒たちに教える。無垢な生徒たちは、その教えにのめり込んでいく。絶食カルトの行き着く究極の先…
©️ COOP99, CLUB ZERO LTD., ESSENTIAL FILMS, PARISIENNE DE PRODUCTION, PALOMA PRODUCTIONS, BRITISH BROADCASTING CORPORATION, ARTE FRANCE CINÉMA 2023