ユ・アイン、めっちゃいい俳優だと思う。強そうな見た目だけどいつも弱い役。『レオン』みたいになっていかない少女の態度も現実味があった。この映画の独特の軽さは意図的だと思うのだけど、もう少し乱れがあるか…
>>続きを読むここで終わるのか
声もないが教養も金もない
情け憐れみもないのか
それを慈悲と言うらしい
そんなものはなかった
ラストでそう思った
悪いものは悪い
そうなのだが
正しく生きるのは大変だ
多少の教養も…
口の利けない青年を演じたユ・アイン。ずば抜けた演技力で完璧な表情。坊主に半ズボンが可愛い。
田園風景にビニールハウス&ユ・アインの口半開きといえば…「バーニング」を思い出すのは私だけでしょうか。
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殺人も誘拐もずっとポップに描かれてて、最悪な状況も軽くて明るい。テインはしょうがなかったにしてもめちゃくちゃ犯罪者だし因果応報なんだけど一方通行にチョヒを大事に思ってたの可哀想ってなる。
ユアインが…
救いがない。宗教に縋ったとしても、何も変わらないと思わせるような哀しい作品。
その哀しさと穏やかで長閑な風景が、誘拐や殺人という血生臭い犯罪とともに映し出されていく。
未来を夢見ながら自分の力で…
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