クラッシュ 4K無修正版の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『クラッシュ 4K無修正版』に投稿された感想・評価

Nn

Nnの感想・評価

3.4
TITANE(鑑賞済)を語るときに引き合いに出されがちだったのでやっと観た。
Twitterか何かで見た、
美人を描く時よりも、ブサイクを描く時の方が圧倒的に工数がかかるし難しい、みたいな話を思い出した。

綺麗に何かを作り込むことは案外簡単で、
何かを壊すとき、またそれが美しく破壊されるときに要される繊細さというのは
説明しがたい危うさみたいなものがあるのか。
そういうことを考えると、「破壊というのは創造的なアプローチで生産的」みたいな趣旨の作中のセリフがかなり納得できる。

ただな〜、上記みたいなテーマで映像を取るとなると
フィクションと、偶発的な破壊っていうのがうまく同居する必要があるから難しいよなーと思った。
少し前の作品ではあるから技術的な側面でも、意図的に壊した感みたいなものがやっぱり感じられてしまうし、
そう思うと官能小説みたいな感じで文章表現に落とし込まれていたならどうだったんだろう…?と興味が湧きました。

それにしても点数がつけづらすぎる作品!!笑
いい意味で変態、みたいな安易な言葉に逃げたくないし、
評価に共感というバロメータを用いることもできないし、
この話を美しいと思うか否で全てが決まるような…笑
すごいのはわかるけど、当時こんなことをやることの凄さ新しさみたいなのは推し量るしかないからな〜…

クローネンバーグ父の作品久々みたなあ
map to the star見たときにも思ったけど
作品内に笑顔の人がほぼ出てこないこの感じが懐かしい笑
音楽と作品の相乗効果感じた
なんかやたらとエロいんだけど何がエロいかわからない。今は亡き大津アレックスシネマで一人鑑賞できたのは一生の思い出。
Shino

Shinoの感想・評価

3.6
予想以上の性的倒錯。

TITANの感想に、クローネンバーグっぽいとか、クラッシュを思い出した。
というのが多々あったので気になっていたところ
最寄りで公開されたので最終日に駆け込み。

朝9時から見る映画ではなかった笑

だんだんおかしくなってく感じに
ちょっと乗り切れなかった。

けど、観ておいてよかった。
なんだかんだ、こういう世界観はすき。
ど深夜にいつかまた見たい。
アー君

アー君の感想・評価

3.0
高画質4Kマスタリングされた90年代の名作を映画館で鑑賞。フイルムはかなり綺麗に補正をされていて、音質も素晴らしかった。(ハワード・ショアは好きな音楽家)

車に性的なフェティシズムを感じるのは異常性愛のひとつであり、独りで車の中に居るだけで性的興奮を感じる人間もいるらしいけど、これは性対象が異性ではなく、無機物の車になっているが、これは心理的に「錯覚」を起こしている状態である。この映画はさらに被虐(加虐)的な面もみられるので特殊な部類に入るとは思う。

車内における男女の営みなんだけど(男×男、女×女も)色々な形を求めているのは分かるが、もう少し品良く撮って欲しかったなという感じ。個人的には色モノ系を好んでいるが、なんか過激さばかり求めている意図がみえてしまい引いてしまった。[今回のレビューだと轢(ひ)いてしまうかな笑]

キャスト陣ではホリー・ハンターだけ抜きん出た才能を見せつけられた。廊下でのすれ違いざまに何かを含んだ表情を見せて、男(ジェームズ)を手玉に取りながらも、やることは意味不明で実際の頭の中身はカラッポ。
女優が女優を演じるのであれば、このような演技が手本である。

[Stranger 9:15〜]
よつゆ

よつゆの感想・評価

3.2
クローネンバーグさん!これは私には分からなかったよう!

超絶スケベで、裸体と車体がエロチックに描かれる。
壊れる車体、乱れる女性の裸体。
兎角艶やかで狂っている。

数日前に見て今感想を書いていると、結構面白かったような気がしてきたな。
Nappon

Napponの感想・評価

3.6
クローネンバーグ父が好きなのと、ジュリア・デュクルノー監督のチタンがおもしろかったため、思い切って劇場にて。

予想以上にSEXシーンばかりで中盤は食傷気味になったが、後半はあまりの狭さと窮屈さに笑えてきた。

性的倒錯ワールド全開で全く共感できなかったが、変態カップルが刺激やスリルを求め、ますます狂っていく描写はおもしろかった。
人間の果てしない欲求を見せつけられる。

2022-290
Kasai

Kasaiの感想・評価

-
地元の映画館でやってたので鑑賞しました
倒錯した性的欲求が過激な交通事故への衝動に昇華されてしまう、みたいなテーマは「生きようとし過ぎると死にたくなっちゃう」みたいなところと似ていて面白いなと思いました
ただ、内容としてはポルノ一歩手前みたいなシーンばかりが続いていて、映画館の大スクリーンでおじさんがおじさんのお腹のタトゥー舐めてるところ見せられるこっちの気持ちにもなってほしかったです
oh...
そういえば高揚感の差異ってそんなに自覚できていないかも、とか外部刺激を感覚に変換するプロセス案外適当かもしれない...ということを意識させられました!

交通事故の再現という行為、恋愛でのどきどきするというような緊張感を吊橋効果で擬似的に得られるという旨みが転じて心拍数上がる感じを絶対吊り橋で味わいたいな〜となっていってしまったような感じなんだろうか。拗れ倒錯しているようにも思える行為の発現とそれに巻き込まれてのめり込んでいく人物たちの様子を見ると、脳内で理性が常軌を逸しているよ〜と主張してくる一方で上記の感覚の自覚の不確かさを思うと納得感もありました。

背徳感を感じつつも登場人物たちの行く末や行動を観たくなっていく不思議な魅力がありました!

あとひしゃげてしまった車の外装の曲がり方にちょっと美しさを感じた!
ジャンクションはシステムの芸術。そんな芸術を毎日眺められる主人公の家が羨ましい。
システムからの逸脱から得る快感。それは狂気を伴うから、ずっとカーチェイスが続くような感覚で、全編見通してどっと疲れた。
Kenny

Kennyの感想・評価

3.7
自分の知らない新たな領域を見せられました。
最初は理解が追いつきませんでしたが、途中から引き込まれていって歩み寄ろうとしていました。
自分には到底想像もできない世界で視野が広がりました。
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