父と息子のとってもいい話だった。
セリフが3箇所くらい泣きそうなところがあった。
母が死んで、何が何だか分かっていない子供が雪が降る海の下で父親に抱っこされてるシーンがあった。お腹は父親がいるからあ…
不器用すぎる父親とそれを支える優しすぎる周りの人と、知らぬ間にたくさんの愛に包まれて育った息子のストーリー。
父はぶっきらぼうな言い方しかできないけど、誰よりも息子を大事に育ててきたし、母がいない…
息子が野球部で後輩にバットで体罰与える言い草「自分達はやられたのにやらないのは大損」、これは反抗期の子供だけじゃなく虐待する大人も同じ発想。むしろ主人公みたいに単純で男臭い男性が最もやりそうな事だけ…
>>続きを読む昭和ど真ん中らしい不器用な男をこれでもかと突き進む中に光る人間らしさ、と言うか日本人らしさ。時代の移ろいを感じさせるようで感じさせない、普遍の奥ゆかしさ、心地よさ。
阿部寛の無骨さと泥臭さが味わい深…
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