オムニバス形式の映画って初めてだったかもしれない。
ドライブマイカー観たからには観なきゃ、と。
個人的にはこちらのほうが何を伝えたいかが理解しやすかったように思う。
*1話目
「向き合う」ことに…
とんでもない名作。
偶然が生み出した思いがけない出来事、人と人との邂逅、不確かな想像の行方…
きっと誰の胸の中にでもある、どこにも辿り着きようのない亡霊みたいな感情を取り除いてもらえたような気がする…
「今、きっとあなたの人生にも少しだけ私と同じような穴が空いているんだって思った。 だから来た。 穴。 何をしても埋まらないような穴がきっと空いているはず。 それを埋めることはもうできないけど、 私に…
>>続きを読む 偶然と想像にある哀愁。
はっきりといってあらすじとして言語するとオムニバス三話それぞれ酷いものだ。すべてボタンのかけ違えた人と人との話で、とんまであるとまとめるこができてしまう。
だが、こ…
人間は知性とか感情を以って賢く何でも分かっているような気がしてしまう生き物だけど、世界は案外うまく回っていて、都合よく偶然を信じたり信じなかったりしているだけかもしれない。
淡々とした会話から、無…
人間の面白さとは、会話の面白さであり、それはどんなエンタメの面白さにも勝るものだと、この映画を観てそう思った。
とにかく会話がとてつもなく面白い。
一般的に、映画内で起こる偶然は、物語的には必然にな…
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